教会建築｜日本基督教団 根津教会
日本基督教団 根津教会
所在地：東京都文京区根津1-19-6
竣 工：1919年（大正8年）
設 計：S.M.メイヤー
施 工：不明
構 造：木造平屋建て、切妻造、下見板張り、塔屋付
登録有形文化財：2001年
沿革・概要
日本基督教団 根津教会は東京都文京区の根津神社近く、閑静な住宅街の中に佇む東京に残る数少ない大正時代の木造教会建築です。1919年（大正8年）に本郷福音教会として建立され、2019年で100周年を迎える歴史ある教会です。
白いイギリス下見板張りの礼拝堂の右側に、切妻の妻面に丸い窓を開けたゴシック風尖頭アーチのデザイン、玄関部のトンガリ屋根を載せた角塔が地域のランドマークとなっています。「ゴシック様式」の装飾をまとった「木造・下見板張り構造」という特徴から、米国の町の小さな教会に極めて似た雰囲気を醸し出しており、それが下町根津の和風な町並みにもしっくりとなじんでいます。
関東大震災、太平洋戦争を周囲の町並みと共に生き残り、大正期の日本の洋風建築を今日に伝える貴重な木造建築として、2001年（平成13年）に、門及び塀とともに国の登録有形文化財に登録されました。
日本基督教団 根津教会へのアクセス
住所：東京都文京区根津1-19-6
最寄り駅：東京メトロ千代田線根津駅下車 徒歩8分
日本基督教団 根津教会フォト
