大麻取締法違反
さて、次は大麻取締法違反の容疑です。
前回のお話通り、車の中から乾燥大麻がパケに入った状態で発見され、そのまま再逮捕されました。
まず、軽い取り調べを終え、また留置所に入れられました。
私はその中で、この罪を認めるか、認めないかをまず考えました。
その中で部屋の同房に現役の暴力の方だったので、色々と知恵をお借りした結果、否認する事に決めました。
そもそも大麻みんなで使用していたからです。
また、私が捕まった時、皆私をおいて逃げているので僕のじゃありません(誰が所持していたのか分からないから)、という供述で話を進めました。
だけど刑事の方にそんな言い訳がましい事は通用しません。
所持していたと思われる大麻を科捜研に提出したり、私の吸っているタバコの吸い殻も科捜研に提出していました。(タバコの先端に大麻を詰めて使用していたと疑われてから)。
また、ラインの内容も事細かに調べていました。
ですが、そこまでめぼしい証拠が上がらず結果拘留20日起訴猶予の処分となりました。
ですが、この20日の間に様々な出来事が起こります。
まず、当時私が犯していた詐欺の件で京都から刑事の方々が取り調べに数回来ていました。また、検事も一度だけ来ていました。
正直また再逮捕される、と感じていました。
というのも、検事の方が「あなた逮捕されたら全て正直に言いなよ」と言っていたからです。
案の定、大麻取締法違反が起訴猶予で終わり釈放と同時に、詐欺容疑で逮捕されました。