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小論文の基礎ルール1 書き方 例文 テーマ 社会人 看護 過去問 大学 添削 参考書

🔵看護受験:小論文の書き方
🔳基礎ルール:1

看護受験の場合、

・筆者の文章を要約したうえで~を述べなさい。

・問1:上の文章を要約しなさい(200字)。

などと要約の指定のある看護専門学校、短大、大学が多いですよね。

要約の指定がある場合は要約をします。

しかし、何の指定もない場合、勝手に要約はしません。

筆者の書いた文章を使いたい場合、必ず引用をします。

勝手に筆者が使った言葉を要約文として自分の言葉にしてはいけません。

絶対にやってはいけないことです。減点されます。

要約というのは筆者が勝手に使った言葉を借りてまとめる作業ではありません。

たとえば、平成24年の都立看護専門学校社会人入試の小論文があります。

『学びの場に立とうと思うなら、子どもは決して自らを消費者として規定してはなりません。
・・・・

「代価」とは学校教育においては「学習努力」のことです。
・・・

市場原理を教育の場に持ち込んではいけない。』

さて、ここで気をつけるべき重要事項は筆者の「宇宙語」です。
「消費者として規定」
「代価」
「学習努力」
「市場原理」
「教育の場に持ち込まない」
こういった言葉は筆者が勝手に使っている言葉ですね。筆者が勝手に使ってる筆者専用の宇宙語なのです。

筆者の宇宙語を使って勝手に意見を書いたら、とんでもない文章になります。

要約とは、本文の大事な個所を1文字も変えずに正確に引用しつつ、「自分の言葉」(筆者の宇宙語ではない)で説明することです。

勝手に筆者の言葉を切り取って、ばらまくだけの作業は要約ではありません。
それはただのパッチワークなのです。

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