人間、クリアすべきそれなりの条件がある。
この超大宇宙には、神気が充満している。
これ、全てのものの成長、発展、生成化育に作用している。
神気、即ち、生きるために必要な“養分”でもある。
人間は、この養分の提供によって、生かされ乍ら、生きて(活きて)いる。
この素晴らしき「養分」の潤沢な供給を受けるためには、人間、クリアすべきそれなりの条件がある。
従って、その条件をクリアできない者には、供給されない厳しさが、この実相にはある。
これを知らずして、安穏と生きる人間よ。
一向に良くならぬのは、この浅はかな生き様が原因であることを推して知るべし。
「俺は大丈夫だよ。そんなことを一切知らなくても、ちゃんとそれなりに贅沢できてるから。大きなお世話っていう…」
「え?そういうことじゃないと思いますよ。良いか悪いかはその人の主観だから、感じ方はいろいろあると思うけど、それは自分から見てということであって、これは別な話だと思います。お天道様から見て良くなっているか、そうでないかという意味ではないでしょうか」
「何言っちゃってるの?そんなもの宗教だし、関係ないね。現にあんたより、俺の方が金持ちに見えるけどな。世の中、カネだからさ。金持ってないやつがとやかく言えたもんじゃないでしょ。この社会」
「この社会だと、そういう評価もあるかもしれませんね。でも、私は、人間には、もっと別な生きる目的があるような気がするんです。本当の目的というか。お金とか物とかも大事だとは思いますけど、私は本当に大事なことを大切にしたいなと思っています」…。
人間、自分一人の力で生きているのか、それとも何かに生かされているのか。
その思考の基点の違いが、人生に大きな影響を及ぼすことはお主らにも分かるはず。
実在する神気。
これを感じ、感謝報恩の生き方が出来るようになれば、人間としての生成化育は進む。
そのことを肝に銘じ、常に心を整え、足るを知り、有難いほどのこの環境に感謝しながら日々生きていきます。
有難う御座います。