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星組ビックフィッシュを釣り上げた日の話



★こだわり強め観劇女子の注意事項★
ネタバレなし!

  • 女性トイレは安定の激混みです

  • 男性トイレは一階のみ

  • 私の座った3階席は椅子が高くて、ソアリン状態

  • 場内はやや寒いけど、極寒ではない印象でした(以前同時期に1階席で観劇した時は極寒だったので、席によるかも)

  • 帰りは混雑のためすぐ退場できないので、急ぐ方は注意!!


★観劇ログ

渋谷駅をずんずん登り、シアターオーブにて
宝塚歌劇 星組公演
『BIG FISH (ビッグフィッシュ)』
を観てきました!!


以前、浦井健治さん主演で上演されていて、気になったのでチケットを購入しました!
感想としましては、家族愛についての良い話!笑
余命長くないお父さんと息子がわだかまりを解いていくという感じ。ざっくり。


どの作品も言えますが、特にこの作品は、主人公たちに感情移入できるかどうかで満足度が変わってくるかなと思いました。
(その点で言うと、私はあんまり共感できなかった…小声)
主人公は父親がコンプレックスで、父さんとは違う!が強く、父親が息子のために話すおとぎ話を受け入れなかった。というキャラクターでして…
お父さん、嫌い!無理!っていうタイプの人は、刺さるのかなぁと。
私自身は、主人公とは真逆で、おとぎ話を聞かせて!!とせがむタイプの子供だったので、主人公を理解して自分に重ねることが正直難しかった…

また、すごく丁寧で優しい、派手さの少ない作品であったからこそ、どうしてオーブでやったのか…
良い悪いではなく疑問でした。
浦井さんの時はクリエでの上演(500〜600人収容のイメージ)というのがすごく納得する作品。
また、浦井さんの役を礼さんが演じられると思って疑わなかったので、最初から度肝を抜かれました。

と、個人的な感想を並べて色々いいましたが、
やっぱりすごく良くて…
特にラストの照明を使った演出は、伏線回収であり、息子を思う父の健気な愛にうわぁ〜(T ^ T)となりました。
そして、歌が良い。
歌詞はもちろん、歌声が素晴らしい。
どの方のソロパートも胸を揺さぶられる熱量、歌声で、もちろんユニゾンも良くないわけがない…
という感じでした。
ここ最近は、1789からRRRと宝塚特有の華麗でドラマティックな作品が多かったので、こういう作品も上演するのか〜と新鮮でした。
デュエットダンスもないのがとてもびっくり!!
1789で、歌のパワーがありすぎて劇場壊れちゃうのでは…と思ってしまった小桜さん、外部の劇場も壊しそうなほど、素晴らしかったです。
お衣裳も、華やかさはありつつ爽やかで、初夏にぴったり!!
加えて、父の日が千穐楽!!
そんな素敵なことある?!

5年前に他界した祖父のことを思い出して、
胸がギュッとなる作品でした。

きっと、良いお父さんと、全て分かっているからこそ、干渉しないお母さんに大事に育ててもらったから主人公は、最後に許して、受け入れることができたんだろうな…


★おしまい

主人公は父親と和解して別れることができましたが、現実はそうはいかないよな…と思いました。
きっと亡くなった後に気づく、または気づかない。
だからこそ、この作品はミュージカルらしいし、ハッピーエンドだと私は思いました。
親子の間だけではないですが、“圧倒的に言葉が足りない”ってありますよね。
やっぱり直接会うって大事だなと思いました。


また、何年か経ってエドワードに近づいた時
もう一度出会いたい作品です。

それでは、
またご縁がありましたら★








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