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【観劇記録】素晴らしかった!帝国劇場 CONCERT 「THE BEST New HISTORY COMING」観劇レポ
皆さま、こんにちは。
けだまです。
久しぶりのnoteとなりましたが、今回のnoteは現在帝国劇場で行われている 帝国劇場 CONCERT 「THE BEST New HISTORY COMING」のFプログラムを観てきたので、そのレポートをしていきたいと思います。
圧巻の約4時間でした!
チケットを取るのが大変だった...
このコンサート、発表されたタイミングからチケット難になるだろうなぁ....と思っていたのですが、こういう時のチケット運が全くないけだま。
公式先行からプレイガイド先行まで色々とトライしましたが、全て撃沈....
そして、土日は仕事があるけだまは一般発売に参加することができず、配信かぁ....と思っていました。
...が!!!
リセールがあると知り、リセールに出してくれる人がいればいいなーと思いつつリセールサイトを覗いてみると、希望日のリセールチケットが出ているではありませんか!!!ということで、自身の予定を再確認し参加できることがわかったので、リセールチケットを購入しました!
リセールに出してくれた方、ありがとうございました。
リセールなんですが、前日まで購入できるということはすごくありがたいのですが、リセールチケットの再譲渡不可、謎の購入手数料(¥2,700)が発生する、そして出品する側は座席番号がわかっているのに、購入する側には座席番号がわからない状態で購入後チケットに表示されるというものでした。
せめて座席番号がわかればもっと選びやすいのになぁと思いました。
もし次もこういうコンサートがあってリセールをするならば、この辺はもう少し対策をして欲しいと思いました。
出演者が豪華すぎるとんでもないコンサート
いやぁ、もうこれに尽きると思います。
出演者が本当に豪華。
日本のミュージカル界を支えているトップレベルの俳優さんばかり。
これだけでチケット代が安く感じるレベルでした。笑
帝劇で上演されたミュージカル作品は全部で53作品あるそうなのですが、その53作品全ての曲をやります!というなんとも壮大なコンサート。
上演時間が3時間45分(予定)だったのも納得です。
実際は約20分押して、22時過ぎに終演しました!
大ボリュームだった!
よく僕のお尻は耐えてくれた....笑
1部では舞台機構をゴリッゴリに使ってめくるめく大転換をしまくっていて、舞台機構大好きのけだまとしてはニヤニヤが止まりませんでした。
あんなに大掛かりな盆舞台やセリが帝劇にあっただなんて!!
出演者が乗った状態でセリ上がってくるのはテンション爆上がりでした。笑
あんなに大きいセリがあったり、花道にスッポンがあったりと知らない帝劇を知れたのもすごく良かったです。
2部では大きな階段のようなセットがあって、それが盆の上を回っていたんですが、1部のような大きなセリが上がってくる!とかもあんまりなくて少し物足りなさを感じました。
1部で機構動かしまくってたから、その反動でおとなしく見えちゃったのかも。
「ロクサーヌ」の時に盆が回りながら、甲斐翔真さんがセリ上がってきて登場するという演出では本当にニヤニヤが止まらなくて、最高!!!!って思いながら観てました。
あれだけでおかわりしたくなりました。笑
その後も翔真くんはニッコニコの笑顔を客席にふりまきながら歌い踊り素敵でした!
近くを通りがかった時のプリンス!って感じが本当に素敵だった。
あれはファン増えるね。笑
井上芳雄さんとデュエットで歌われていた「闇が広がる」。
マジでエリザベートの景色が帝劇に広がったし、ルドルフが圧倒的ルドルフでマジで優勝!って感じでした。
表情も最高で、前方席で観てたにも関わらず、ずっとオペラグラスでドアップの甲斐翔真(敬称略)を観ておりました。笑
翔真くん好きだわー。
またエリザベートやるときは、是非ルドルフをやって欲しい!
そして....何回も客席降りするなんて聞いてませんぜ!!!!!!
ランベスウォークはめちゃくちゃ盛り上がって、色んな人が近くを通り過ぎていく....
通路から3席目だったんですが、めちゃくちゃ近くてドキドキしちゃいました笑
これ、通路横だったらきっと昇天してた笑
ジャージーボーイズの曲の時に宮野真守さんが、「みやのです〜どうも〜みやのです〜」って言いながら、通路側のお客さんとタッチしてて、めちゃくちゃ腰低い!もちろんあなたのこと知ってますよ!!ってなったけど、その後しっかりかっこいい一面を見せてきて、最高でした!
現在の帝劇でコールアンドレスポンスしたの宮野真守さんが最初で最後の人なんじゃない?笑
「フゥ〜〜!!」って返事するの楽しかった!
53作品全てやるということで、もちろんその上演に出演していない方もいらっしゃるわけです。
初期の1960年代の演目なんて、出てる人いたら逆に恐ろしい....笑
そこで、いろんな曲をいろんな方が歌われるのですが、ぶったまげたのが、島田歌穂アーニャ爆誕の瞬間に立ち会えたこと笑
まさかのSPY×FAMILYの曲を歌穂さんが歌われていました。笑
めちゃくちゃかわいかったし、最高だったんですけどセットリスト見て、え!?ってなった笑
本当にずっとフィナーレや一番盛り上がるところが続いてる感じでコンサートが進んでいくから、こっちの気持ちはあっち行ったりこっち行ったりすごく忙しい。笑
けど、こういったコンサートならではだし、1曲1場面だけなのに、舞台セットが見えるくらい感情豊かに歌われる出演者の皆さま。
ブラボーです!!!!!
ゲストの曲もすごかった...
僕が観たFプログラムはゲストが最多人数の回でした。
総勢7名!
どの方の歌も素晴らしく、感動しました。
中でも印象に残っている方を。
「私だけに」(エリザベート)を歌われていた愛希れいかさん。
初めて観たエリザベートでシシィをしておられたちゃぴちゃん。
その時よりも時に力強く、時に優しく歌われていたのが印象的でした。
突き抜ける高音が気持ち良すぎて、帝劇の屋根吹っ飛ぶんじゃないかと思うくらいロングトーンで歌い上げられてて、あっぱれでした!!!!!!
エリザベートデビューは遅かったんですが、エリザベートにどハマりしまして。
僕はエリザベートがめちゃくちゃ好きなんだな〜と思っていたのですが、久しぶりに生で歌っているエリザベートの楽曲に触れ、やっぱり好きなんだな〜!!!!ってなってます。
歌ってる時、後ろに舞台が見えたから、歌唱だけでそれを見せてくるって本当にすごいなあと思いました。
ちなみに、花總まりさんもMCの時に仰ってたんですが、「私だけに」のイントロが演奏されるとキュッと引き締まったり、当時の色々な記憶が蘇るそうです。
「いつも通り」を意識してステージに向かわれたというちゃぴちゃん。
エリザベートって本当にすごい演目ですね。
「夢やぶれて」(レ・ミゼラブル)を歌われていた濱田めぐみさん。
まさか帝劇でもう一度めぐさんのファンテに出会えるなんて!!!!!
もうその時点で感動しっぱなしでした。
涙で舞台が見えなかったよ....
出てきた時は濱田めぐみなのに、「昔は〜」って歌い出した途端にファンテーヌ降臨。
めぐさんの歌い方とか、見せ方がすごく好きで。
芯のあって優しさで溢れていて観ている僕たちを包み込んでくれるそんな歌声。
本当に素晴らしかったです。
マダム・テナルディエでレミゼの舞台にカムバックしてもいいんじゃないでしょうか?
MCの時に、レミゼが憧れの舞台でずっと出たかったけど、やっと出られたことを話されていたんですが、観ている側と出ている側で作品への印象がそんなに違わなかったようです。
「皆さんも出たらわかると思うんですけど」って仰ってたんですが、そんなことができる人はそうそういなくて...笑
一緒にMCの場に居た海宝直人さんにも確認したところ、「その通りです」とのことだったので、レミゼには不思議な力があるようです。
ゲストパートは2つに分かれていたんですが、パート1で出てきた上白石萌音さんが、MCの時に急に「ちょっといいですか...」って言って
井上 濱田 愛希 上白石 海宝
って並んでたんですけど
井上 濱田 愛希 海宝 上白石
って移動して並ぶ4人を見て「うわあ」って悶えてる萌音ちゃんがすごくかわいかったです。
「頭にGoProつけて中継します!この光景みんな見て欲しい」って言ってて、めちゃミュージカルオタクやん。って心の中で突っ込んでました。笑
萌音ちゃんは4人が共演するミュージカルを観たいそうです。
東宝さん。そこに萌音ちゃんも含めて5人出るミュージカルお願いできますか?
何卒よろしくお願いします。笑
そして、このnoteを萌音ちゃんが読むなんてことはないだろうし、もう萌音ちゃんは既に知っているだろうけど、井上さん以外の3人はイリュージョニストで共演するんだよ。
それも観に行く予定なので、めちゃくちゃ楽しみです!!!!!!!!!
すいません。話が少し逸れてしまいました。
コンサートのレポに戻ります!
至る所で感じる帝劇愛
出演者の方々が曲の間にMCをされるんですが、その中でそれぞれの思い出に触れるんですね。
初めて立った時のことや、共演者とのエピソード。
現在進行形で育んでいるストーリーもあれば、亡き人との在りし日の思い出を話す方。
時に笑い、時に涙を誘うエピソードだらけでした。
そのどのエピソードも本当に愛が溢れていて、本当に素晴らしい劇場なんだなと思いました。
出演者の皆さん、オーケストラの皆さん、スタッフの皆さん、そして我々観客。
全員が帝劇との接点があり、ひとこと「帝劇との思い出」と言っても全然違うアプローチで皆さんお話しになるのではないでしょうか。
ここで、僕の帝劇の思い出も。
僕が帝国劇場に本格的に通うようになったのは、2015年の「レ・ミゼラブル」から。
それまで大阪に住んでいた僕はなかなか帝劇での観劇の機会もなかったのですが、関東に引っ越してきて行く機会に恵まれた憧れの劇場。
それが10年経ったら帝劇徒歩圏内の場所で働くことになるなんて思ってもなかったし、本当に不思議なものです。
ふかふかの絨毯にふかふかの椅子。
荘厳なロビー。
当時20代だった僕にとって初めての帝劇はすごいところに来てしまった....と思ってしまうくらいすごい場所でした。
今もその気持ちは変わらず持っていますが、昔よりも帝劇に行くことを楽しめるようにもなりました。
開演前や幕間にCafé IMPERIALを利用しドリンクと軽食やデザートでホッとひと息ついたり。
新しくなった帝国劇場もそんな場所であることを、いち演劇ファンとして願います。
色々書いていたら、すっかり長くなってしまいました!
すごく偏りのあるレポになってしまってすいません。笑
それでも最後まで読んでくれてありがとうございました!
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それではまた次のnoteでお会いしましょう!