勤務医が出来る節税を考えてみた①
正直、
医者はマネーリテラシーが著しく低い職種
だと思います。
もちろん自分も含めてです。
理由のひとつとしては、親が医者である事が多く、親の世代は資産運用だとか、節税だとか、そんなことを考えなくても裕福な暮らしが出来ていたからです。
それ以外に、単純に手取りである程度の金額を貰えてるからです。
ただ、これからは医者の給料は減っていきます。
社会保障制度の崩壊を防ぐために医療費の削減をされるかもしれませんし、医師が過剰になれば一人当たりの取り分は減ります。
今わかっていることだけでも、将来収入が徐々に減っていく未来が垣間見えているのです。我々も必死にお金について考えなければ、将来は不透明なものとなってしまいます。
なので、勤務医でも出来ることをまず調べました。
医者向けの節税や資産形成を紹介してくれるチャンネルやブログは、多くはありませんがいくつかありましたので読んでみました。
勤務医は税金に関してはサラリーマンとほとんど一緒のようです。
簡単に我々の税金は、所得税+住民税です。
このうち、手を付けられるのは所得税のみです。税金の細かい説明はしません。
税金に関して考えたことが無い方がいたら、下記の動画は絶対に見てください。
たぶん、この2つの動画の内容を理解している人は相当少ないと思います。
理由は、日本の義務教育の中で一切勉強してきていないからです。
これを知る事が将来を考える第一歩になります。
この上で私がまず始めたのは、
iDeCoとふるさと納税
です。
iDeCoとは個人型確定拠出年金のことで、簡単に言うと個人で形成する年金です。
メリットは支払額が所得課税から控除されることに加え、利益に対して非課税で資産運用が出来る素晴らしい制度です。
詳しい説明は下記の動画を参照してください。
勤務医は第2号被保険者というグループなので、月に12000円を積み立てることが出来、年に144000円を控除にすることが出来ます。
私は、楽天全米株式バンガード楽天DCという全米の企業に投資できる商品を積み立てています。
私は5月から始めましたが、運用状況を共有します。
黄色枠の評価損益が増えている額です。
現在米国株が好調なので、このように利回りが10%とかなり良い状況になっていますが、基本的にはこの商品で利回りトータル5%程度を狙っています。
商品の選び方は、投資信託についての記事でご紹介します。
このように、
・資産が増やせる
・節税になる
これらのメリットからiDeCoをお勧めします。
次の記事でふるさと納税について触れることにします。