「恋愛はしたくないが、結婚はしたい女」について考える
彼氏いない歴=年齢の友人がいる。
彼女は超受け身だ。
男の人を紹介されても、「紹介してくれた男の子が食事に誘ってくれない」などという。
私が「自分から誘えば良くない?〇〇ちゃんはどうしたいの?」と聞くと、
「どうしたいのって何?どうしたいとかないよ笑」と笑われてしまった。
それはさておき、そんな友人が不思議なことを言い出した。
えっ、この子「結婚」とか考えてるんだ。
あんなに恋愛のやる気ないのに、結婚はしたいんだ。
なんかそれにすごくモヤ……としたので、「恋愛したくないのに結婚したい人」について少し思いを馳せてみた。
なぜ結婚はしたいのか?
彼女の恋愛に対する姿勢をまとめるとこうだ。
これを超美人のモテ女が言っているなら、それはお好きにどうぞという感じだが、問題はこれを言っている女が一度も男性に告白されたことがないということだ。なぜ彼女は自らを選ぶ側だと思っているのか。
これって、「恋愛したくない」に等しいと思うんだけどどうだろうか?
また、彼女には性嫌悪なところもあり、「セックスという行為が気持ち悪い。ありえない」と言っていたので、余計「この子は男性に興味がないんだな」と思っていた。
恋愛はしたくない。
でも結婚はしたい。
セックスはしたくない。
でも子供が欲しい。
これって、どういう感覚なんだろう?理解できない……。
結婚「は」望む理由
ざっと考えて、
くらいのことが考えついた。
①結婚をしなければならないと思っている
恋愛は自由にすれば良いものだけど、「結婚・出産」と聞くとなにか「女が当然しなければならないもの」だと思っているのかな。
いまだに「良い年して結婚してない奴はヤバい」という風潮もあるし、そういう世間の圧力をくらって、「結婚はしなきゃいけないものなんだ」と思ってしまっているのかも。
でもそんなこと言ったら、恋愛も「やってないやつはおかしい」っていう風潮ちょっとあるよね?そっちはスルーできて、「結婚」はスルーできないのはなぜだろう。言葉の重み?
②結婚と恋愛は別だと思っている
彼女は、「結婚」が一般的に恋愛の先にあるものだということを理解していないのではないか。
交際0日婚とか、電撃結婚みたいな、「ビビッ!!」という直感で結婚できるでしょみたいな、舐めがあるのかもしれない。
あるいは、結婚は共同生活を送るためだけのものだと完全に割り切って、条件だけ引っ提げてお見合いしたりするつもりなのかもしれない。
それはそれでアリだと思うけど、個人的には「そこまでして結婚したい理由はなに?」って気になってしまうな。
③「宝くじ当たりたい」くらいの感覚で話している
正直、これが1番固い。
もう私は26歳で、「結婚・出産」というものが超リアルに目の前に迫っている。
そこで様々な決断を下さねばならない。つまり、20代中盤の多くの女性にとって「結婚・出産」は生々しい現実なのだけれども、恋愛を経験したことない友人にとってはどこかおとぎ話のような感覚なのではないか。
「めっちゃ良い男がなぜか私のこと好きになって、養ってほしい〜」という少女マンガ思考は、大抵の女が遅くとも学生のうちに卒業してると思うのだが。
買ってもない宝くじのあたりを願うような現象が、彼女たちの頭の中で起きている。たぶん。
そうすると、「結婚・出産」を現実ごととして話す私と、おとぎ話として話す友人の間にはズレが生じ、どんどん話が合わなくなってくる。
それを最近感じていて、なかなかしんどい……というのが、そもそもこの記事を書き始めた理由で、友人にモヤる理由なんだけども。
余計なお世話、極まれり
この友人が一体どんな男なら「結婚しても良い」と思うのか、あるいは一生しないのか。
下世話な私はこれからどうなるんだろ〜と、少しだけわくわくしている。
彼女が突然ものすごいハイスペと結婚したら面白いし、そうしたら彼女と夫の話とか結婚の話もできるようになって嬉しいので、なにかしらおこればいいなあと思っている。