2024年元旦に感じたこと
2024年は元旦から大きな災害、事故もありました。犠牲となられた方々に深く哀悼の意を表するとともに、被災されたすべての皆さまに心よりお見舞い申し上げます。1日も早い復旧と、平穏な日々が戻りますことをお祈り申し上げます。
元旦は毎年おせちを食べたら、夫と神社にお参りに行きます。帰りにショッピングセンターに行ってプラプラするのが通例です。
今年はその帰りの車の中で、今回の地震や大津波警報のニュースを見ました。すぐ思い出したのが3.11の東日本大震災です。
当時も大きな揺れと同時に停電して、情報は遮断されました。携帯のワンセグを見た人が「津波が来るらしい」と言っていたのは覚えています。私は岩手県内でも内陸に住んでいるので直接的な被害はありませんでしたが、小さな携帯画面からは、それがどれほどのものなのかはその時はよくわかっていませんでした。
家に帰ると、幸い当時住んでいたアパートは停電断水のみの被害でした。棚が傾いていたり、動いていたり、物が落ちていたりもしていましたが、自力でどうにか片付けられる程度の被害でした。今振り返ると我が家は小さな被害でしたが、当時は周りの状況が情報として全く入ってきていなかったので、「これは大変!」とも感じていました。その中で
・とにかくずっと余震で揺れていること
・寒かったので家の中でもコートを着ていたこと
・その中で夜、懐中電灯を照らしてご飯を食べたこと
・ラジオからは「沿岸は壊滅的」という言葉が聞こえてきたこと
・夜も怖くてラジオを消さずにとりあえず横になっていたこと
などその日のことは今も鮮明に覚えています。でもその後、3日後に電気が回復してテレビを見たときの衝撃も忘れられません。ラジオからの言葉では「被害が甚大」とは聞いていましたが、テレビで映し出された映像は想像をはるかに超えていました。もう被害が大きすぎて、何が何だかわからない、という状態でした。
恐らく、今回の地震で現地で被災された方も、同じような状況、同じような思いをされている方もいると思いますし、もっと深刻な状況の方も多数いらっしゃると思います。
遠方に住む私たちが今直接的にできることは少ないけれど、被災されている方々に思いを寄せて、各自がこれからできることを考えていくことが大切だなと感じています。
直接被害がない私たちでも、ニュースを見るたびに悲しくなったり気持ちが不安になったりします。「今自分はそういう気持ちなんだな」とその気持ちを無理に変えずいったん受け止めてもいい気がします。その上で、新たに自分ができること、を考えていきたいですね。
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