水星の魔女8話 感想

以下ネタバレします。




 さて、「ごめんなさい。ごめんなさい。うちのミオリネがごめんなさい」
 というのは、まだミオリネが地球寮にとっては部外者だってことなんだとおもうんですよね。そういうわけですが、関係性が変わって、地球寮の人は全員、株式会社ガンダムに所属することになりました。


 会社を作るために必要なことをやっていく、いわゆる部活回。
 絆回でもある。
 おそらく、地球寮のみんなとミオリネがつながることが今回のキモ。
 暗躍とか、性格の悪いくそイケメンの執着とか、そのあたりはおいておいて、ただ、地球寮と、ミオリネが深くつながる必要があったんだなと。


 クソダサPVとか、クソダサ社歌とか、面白い要素はあるんですが、一番刺さるシーンはどこなのか?
 ミオリネがシャディクの誘いを蹴っ飛ばして、地球寮の受け入れ可能な事業を考え、「責任は私が取る。文句ある」と、伝えているところだろうと思う。

 クソダサPVとかクソダサ社歌は、実際にはおまけで、
「地球寮とミオリネの距離が近づく」ことのほうが重要だったなあと。
 さて、ガンダムは戦争の話である。
 地獄のような戦いが起きるだろう。
 シャディクガールズが、ネネカとかシュラク隊みたいなことになっても、まあ驚きはしない。
 そういう殺伐期に、ミオリネと地球寮が「バラバラで、何の絆もなく、一緒に戦う理由がない」という状況では困るので、一つにまとまる必要がある。
 クソダサPVを作って、クソダサ社歌を歌った間柄である。
 きっと大丈夫だろう。

 
 以下蛇足です。

 シャディクの株は、正直まだ買わないでおこうかと。
 というのも、本心を隠すキャラクターだからですね。
 全部吐き出して、スレッタに「キミに、ミオリネを任せられない~! 君だけには任せられない。キミにミオリネのなにがわかるっていうんだ。ボクは、5歳から。ずっと。ずっと。ミオリネを観続けてきた」
 とか、ドロッドロの湿った感情をぶつけてくれないとダメです。
 格好つけた理想とかいいから。
 ほんとうにいらないからw
 吐き出しちゃいましょうよ。
 

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