8分の6拍子の魔力
こんばんは。
さっき大きい地震がありましたね。仕事が忙しかった1週間がやっと終わってちょっとクタクタになってしまい、夕寝→晩ご飯→再びうたた寝……みたいなめちゃくちゃなリズムに。地震もあってか今は少し目が冴えたので、この前歌ってみたワルイコさんの「アラスカ」という曲について考えてみました。
この楽曲の魅力は色々とあります。
想いを馳せる
ということの尊さを知る奥行きのある歌詞の世界。
山崎ルキノさんのさり気ない歌い方がしみじみと染みる美しい歌唱。語りかけるような優しい声。
そして独特のリズム感。刻むようなギターのノリというかグルーヴ感。
歌ってみて難しい歌だな、リズム取りにくいな……と思いハッとしました。
「これってアレじゃん。ショパンの幻想即興曲!!」
幻想即興曲というのはコレです。
先日来つづきの筆が止まってます「バンドやろうぜ!」の冒頭で出てきた曲ですね。……って分かりにくいな。ショパンの幻想即興曲です。こちらです。↓
これ、右手は普通に4分の4拍子なのですが、左手は8分の6拍子なのです。音楽で「○分の●拍子」というのは例えば4分の4拍子だったら、1小節に四分音符が4つという意味で、8分の6拍子だったら、1小節に八分音符が6つという意味です。
4拍子なんだけどそこに八分音符を6個入れてくので何となくリズム音痴になりそうな感じです。分かりにくくてすみません。ビートルズの曲とかにも多分この8分の6拍子は結構あったと思うんだけど、今パッと出てこないな。
これが独特のグルーヴ感みたいなものを生んでいるのですが、実際演奏してみたり歌ってみると難しいんです(それはお前がリズム感が無いからだろう……と言われればその通りなんですが)。まぁでもそれだからこそカッコイイ曲に仕上がってるんですよ。
私の歌はともかく、ワルイコさんの本家本元を聴きに行って下さいな。改めてそう思って聴くととても素敵で感動しますよ。
https://note.com/waruiko/n/na7f992efd6fb