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浦沢直樹展に行ってきました
結婚以来、結婚記念日デートをしたことがなかったので、2日ほど前倒しではありますが、一昨日、子ども達を私の実家に預けて、夫と2人で世田谷文学館の企画展『浦沢直樹展』に行ってきました。なにしろ3/31までですからね、慌てて行ってきたわけです。
初めての世田谷文学館。ひっそりと高級住宅街に建っていました。素敵な佇まいです。
描いて描いて描きまくる!というコンセプトらしい。
結構満開に近い?入り口近くの桜が綺麗でした。
20世紀少年たちに迎え入れられます。
こぢんまりとしてますが、落ち着いた雰囲気の世田谷文学館。京王線芦花公園駅から徒歩5分くらい。
館内で写真撮れる場所は数カ所だけ。とりあえずここでは皆撮ってましたね。
展示されていたのは、ひたすら、今まで描いてきた漫画の生原稿、ネーム、草稿、カラー原稿、デビュー前のノート、原稿。代表作は丸々一巻分の生原稿も何作か展示されていて、来場者は皆熱心に読みふけってましたね。相当の数の原稿が展示されていたと思います。子供時代のノートまでとってあるのはすごいな、と思いました。思い切り先人たちの影響も色濃く残ってて、これはこれで貴重なものだな…と。私は2年前位に子供時代の黒歴史はみんな処分しましたがね(笑)
今まで何度か漫画家の展覧会に行ってきましたが、生原稿がこんなに綺麗な漫画家もそう多くはないと思いました。もっとデコボコやつぎはぎが多い物を見てきました。浦沢直樹さんのはほぼ漫画単行本で見ていた(かそれ以上の)クオリティの美しさと迫力でした。
実際に描いている最中の動画もスクリーン展示されていて、こちらはNHKの「漫勉」で見ている通りの感じです。でも下書きの様子、ペン入れ、コマ割り、コマ運び、構図の取り方、など見ていて飽きないなぁ、参考になるなぁとため息つきながら、長い間そこにいました。
会期終了2日前でしたが、平日ということもあり、それほどめちゃ混みではありませんでした。閑散ともしてなかったけど。
たっぷり2時間近く見て、堪能してきました。
見終わって夫と2人で感想を言い合いながら、駅前のラーメン屋で遅いお昼ご飯を食べてから帰宅しました。私は「漫画描きたくなったよ~」と言い、夫は「ビリーバット買って読みたくなったよ!(実はビリーバットは買ってなかった…)」と言うので、描く人と読む人の差なのかな、とそれも面白かったです。
本日最終日ですが、まだの方、もしお時間があれば是非!!
描いて描いて描きまくることでいまの浦沢直樹氏があるのだなぁと、兎に角、努力の天才なのだということが間近に見て実感できます。刺激をもらえますよ。
ちなみに次の企画展は上橋菜穂子さんだそうです。う~、また行きたいなぁ。誰かご一緒しませんか?( ^o^)ノ
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![かねきょ(漫画・イラスト)](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/5374302/profile_7ce0680772237afcf9fceadbe7cb191c.png?width=600&crop=1:1,smart)