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セミナー登壇で心がけていること

僕はヤプリのエバンジェリストとして、年間多くのセミナーに登壇させて頂いています。多いときでは週3とか4とかで話しています。そんな僕がセミナー登壇するとき、どんなことに気をつけているか書いてみたいと思います。B2Bサービスのマーケティング担当をされている方などに参考になれば嬉しいです☺️

元気に話す

最初の項目がこれかい!と思われるかも知れませんが結構大事です。聴講者はTV番組やYouTubeなどに慣れています。いつものテンションのままで、そのまま話すと大体元気がなく見えてしまいます。なので通常の1.5〜2倍くらい元気に話すと丁度良いです。セミナー冒頭は元気に挨拶するから始めてみましょう。企業のイメージも良くなります。セミナーは企業の顔です。看板背負って元気にいきましょう!

ゆっくり話す

人は緊張すると早口になります。緊張する場から早く抜け出したいのかも知れません。でも、はじめて聞くサービスのセミナーを早口で聞き取れるでしょうか?人前で話すことに緊張する方は、自分の中でかなりゆっくり目で話すと丁度良い具合になります。

自分の言葉で話す

パワーポイントやKeynoteの発表者ノートにテキストでそのスライドで話すことを記入して、それを読む人がいますが僕はおすすめしません。プレゼンテーションの言葉には熱量を込めるのがとても大切です。テキストを読む、朗読型のセミナーは一見綺麗ですが、伝わりません。伝えたいという気持ちを乗せるために、このスライドで必ず伝えたいことのみを決めて、後はアドリブで話すことをおすすめします。

専門用語を多用しない

ネット系のサービスではあるあるですが、カタカナや英語三文字の専門用語を多用しないこと。セミナーはあなたがドヤる場ではなく、自社のサービスを魅力的に伝えることです。あまりにも初心者向けにする必要はありませんが、わかりやすく伝えることは登壇者の技量です。

たくさん練習する

プレゼンテーションのスライドが完成したら、しっかりとスライドの順番を覚えて、声に出して練習します。表示されているスライドで、伝えたいポイントをおさえ、自分の話しやすい言い回しの言葉を探していきます。とにかく繰り返し声に出します。そうすることで、スライドが自分の身になってスムーズに話すことができます。練習する際、手元にストップウォッチは忘れずに。自分のプレゼンテーションの時間内に収まっているかを必ず確認しましょう。

同僚に聞いてもらう

他人に自分のプレゼンを聞いてもらうことも大事です。特にスライド作成も自分、発表者も自分の場合は要注意です。スライドのミスはないかも同時に確認してもらえます。話すスピードは早くないか、スライドの流れは悪くないか忖度なくチェックしてもらいましょう。聞いてもらった後はフィードバックをもらって、次の練習に活かしましょう。

目線を合わせる

オンライン配信のウェビナーだと難しいですが、リアルの会場で聴講者が実際に目の前にいる場合、熱心に聞いてくれる方が何人かいるはずです。目線があったり、自分の言葉に頷いてくれる方が見えるはずです。セミナーはその人たちに語りかけるように話しましょう。あなたが基調講演のゲストでもない限り、会場全員がまじめに聞いてくれているとも限りません。

身振り、手振り

慣れないうちは難しいですが、慣れてきたら身振り、手振りを加えましょう。セミナーが単調ではなく、動きがついてさらに聞きやすくなります。一番簡単でおすすめなのは、スライドを指し示すことです。「ここがポイントです」「ここが重要です」とかのときに使います。

残り時間が分かるスライドを覚えておく

返しモニターで自分の発表時間が分かりますが(ない場合は自分のスマホでストップウォッチをかける)、自分のスライドと照らし合わせたときペース配分が分からなくなる場合があります。そうならないように後半のスライドで、このスライドで残り◯分だったらペースが早い、遅いが分かるようにしておくと安心です。僕は特定のスライドで残り5分くらいが分かるようにすることが多いです。そうしておけば、ラストまでどれくらいのペースで話せば良いかが分かります。

お土産スライドを用意する

セミナーを聴きにくる方は当然業務時間内で仕事としてセミナーを聴きに来ています。中には部署を代表して、足を運んでいる方もいるでしょう。そう考えるとセミナーの内容を会社に報告したり、レポートをまとめる人なんかもいるでしょう。その方のためにお土産スライドを用意します。お土産スライドはスマホのカメラで写真を撮って会社に持ち帰ってもらうスライドです。調査レポートやマーケティングのフレームワークなどがそれに該当します。その際は口頭で、「ぜひこのスライドを写真に撮っておいてください」と伝えて上げると良いです。

聴講者の手を動かす

基調講演からはじまって、色々な企業がサービスピッチをするような長いセミナーだと、聴講者はだんだん記憶を失っていきます。そんなときは、セミナー聴講者の手を動かしてもらいましょう。具体的にはアンケート回答などがそれにあたります。もちろんタダでアンケートに回答頂くのはハードルが高いので、アンケートに回答頂くと「本日のセミナースライド」「導入企業の事例集」「御社の同僚にシェアできるホワイトペーパー」などをインセンティブにするのが良いと思います。ノベルティという手もありますが、僕はよっぽどブランドが成立していない限り効果はないと思っています。

ノベルティについては、下記の記事もどうぞ。

持ち時間を守る

セミナーの登壇時間、10分、20分、30分、40分など自分の持ち時間が設定されていると思います。この時間は厳守です。たまに時間を過ぎても話し続けたりする人もいますが、絶対NGです。イベント企画者や、会場にも迷惑がかかります。後ろのプログラムにも影響が出ます。時間内にスライドを読めなかったことは、自分の責任であり練習不足の怠慢です。きっちりと自分の持ち時間内で話せるようにしておきましょう。

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