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PVが伸びても集客できない理由

ブログの更新を頑張ってるけど反応がなくて心が折れそう
有料でホームページを作ったけどお金をドブに捨てただけかも

みたいな声を結構聞いたりします。

集客を目的としてホームページやブログ、SNS運用などをする場合には、導線を考えておかないとなかなか成果には繋がりません。

要するに「いくらお金をかけてホームページを作っても、それだけじゃ効率が悪い」ってことですね。ネット広告の単価も上がっていますし、金に物を言わせて広告を打ちまくるのは大手の戦略です。

今回は、リソースが限られるスモールビジネスがどうwebを活用すべきかというお話をして行こうかと。

集客の導線を考える

Webでの情報発信や集客を考えるときに重要なのは、問い合わせまでの導線を考えるということです。一定のPVは必要ですが、何十万・何百万というPVを目指す必要ありません。

必要なのは

情報を届けたい人に見てもらうか
見てもらった人に次のアクションに繋げてもらうか

なんですよね。

例えば、情報が網羅されている辞書のようなブログを構築できたとしても、問い合わせまでの導線を整備しないと仕事にはつながりません。

特に専門領域が明確な方は専門的な内容を正確に発信することに比重が置かれてしまい、問い合わせまでの導線が設計されていないブログが多いなと思っています。

では、どうすれば読者が導線上の次のアクションに移ってくれるのか。

それは

①記事にオリジナリティがある
②次のコンテンツがある
③コンテンツに誘導する仕組みがある

という3点がポイントなんですよね。

いくら記事を量産しても、これらのポイントを押さえておかないと集客に繋がるアクションは取ってもらえません。

ブログからの誘導は「ろうと」のイメージ

まずは自分のことを知ってもらわないと話になりませんので、PVを取れる記事がいくつかあることが非常に重要です。

そのためには、SEOを意識して外部からの流入を増やすための記事を書き溜める必要があります。

情報の正確さや網羅性は当然のことですが、タイトルや見出しのキーワードに気をつけるなどSEO対策も必須です。基本的な部分はググればいくらでも記事があるので、調べて頂ければ。

これらの記事が入り口になるので、ブログ記事は「ろうと」の一番上の部分のイメージですね。

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ただし、そこからどう自分に興味を持ってもらうかということを考えないといけません。

そのためにはターゲットを決めて

・その人にはどういう影響があるのか
・自分ならどう考えるか

などオリジナルの視点がある記事を目指す必要があるのではないかと。

無味乾燥な辞書的な記事は参考になるかもしれませんが、書き手に興味を持ってもらうことは難しいですよね。

書き手に興味を持ってもらえれば、自分をより深く知ってもらうコンテンツも見てくれる可能性が高まります。

私がブログ以外にLINEやTwitterを活用しているのも

・よりターゲットを絞った情報発信
・私のパーソナリティを知ってらもう発信

といった理由があります。

次のコンテンツに移ってもらうと、ろうとの少し下になるイメージですね。

スモールビジネスの場合、発信者=サービス提供者であることが多いですし、パーソナリティを知ってもらうことでお客さんとのミスマッチを防ぐ効果もあったりします。

私がTwitterで子育てや家事のことをツイートしているのもそんな理由からです。

人間同士ですから相性が合わない人はどうしてもいますし、そういった方に近付いてもわらないためのフィルターという感じでしょうか。これはお互いが不幸にならないための工夫です。

まとめ

ブログ記事など情報発信のクオリティが高いことは大前提として必要ですが、その後の導線がなければ問い合わせには繋がりません。

「ろうと」を少しずつ下りて来てもらうイメージでいくつかのメディアを運用することは大きなメリットがあるんですよね。

自分のことを深く知ってもらうことで問い合わせまでのハードルを下げることができますし、コンテンツの中に自分の価値観を盛り込んでおけばクレーマー的なお客さんが来ることも防げるはずです。

ただ、私のようにパーソナリティも含めて発信することに抵抗がある人もいるかもしれません。もちろん、専門分野で突き抜けることで同業者からも注目される存在になることは可能です。

ただ、これは相当ハードな道ですし、リソースが豊富な大手とガチンコ勝負することにもなりかねません。スモールビジネスであればリソースも限られますし、なかなかこのような戦略を取る事は難しいと思います。

ただ、そんな弱者には強者にはない特徴があることも事実ですし、弱者なりの強みを活かす戦略の一つとして頭に入れておいて頂ければと。

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