「最近チャレンジしてないな」というフリーランスがやるべきこと
事業が軌道に乗って来ると「マンネリ化」ってありますよね。
このまま同じ仕事を続けていいんだろうか
起業した頃の方が熱量があった
みたいな。
フリーランスや起業家であっても同じ仕事をずっと続けることに疑問を持つタイミングはあるかもしれません。
最近では就職してからリタイアするまで同じ仕事を続ける人の方が珍しいですよね。転職や独立をしなかったとしても、企業の中で部署が変わって仕事内容が大きく変わることもありますし。
なので、キャリアは変わって行くことを前提に考えて良いと思うんですよね。
新しいキャリアを作って行くには「これをやりたい」という思いが必要なんですが、「やりたいことが見付からない」という人もいるじゃないですか。
やりたいことは浮かんで来るものではなく、経験したことからしか見付からないんですよね。
Will Can Mustには順番がある
目標設定などのフレームワークでWill,Can,Mustという考え方があります。
Will 実現したいこと
Canできること
Mustやるべきこと
この3つが重なり合うところがやりがいを持って働ける仕事ということですね。MustやCanは自分自身の状況を整理したり持っているスキルの棚卸しをすることである程度書き出せます。
ただ、Wiillってそんなに簡単に見つかるものでは無いですよね。
「実現したいことがぼんやりする」と悩んでいる人が見落としているのはWillを発見するには、Mustを経験しないといけないってことです。
当たり前ですが、経験したことないことを「やりたい」と思うことってないじゃないですか。Willは熱意を持って「やりたい」と思うことですから。
あと、逆説的になるのですがWillを見つけるためには、Must やCanを経験する過程で「やりたくないこと」を経験ことも大事だったりします。
私自身も、税理士事務所に就職していろいろな経験をしましたが、やりたくないことにも多く遭遇しました。
例えば、
無茶な要求をする人と仕事をしたくない
アナログで非効率な仕事をしたくない
みたいなところです。
これらの「やりたくない」があるからこそ、
価値観を共有できる人と仕事をする
ITツールを活用して効率的に仕事をする
と言う今の仕事のスタイルが確立しました。
無茶な要求を何とかこなしたり、アナログなやり取りでも何とかするというMustを経験したからこそ、「やらないこと」がハッキリしてWillの発見につながったのかな、と。
フリーランスが新しいMustに出会う方法
サラリーマンであれば上司から仕事を振られたり、部署異動などで新しいMustに遭遇することもありますが、独立をすると強制的にMustが発生する事はほぼないと思います。
そうなると、自分で自分を挑戦せざるを得ない状況に追い込むことが必要なんですよね。
目先の収入だけを考えれば本業に集中することが1番効率が良いのですが、これでは先細りになってしまう可能性もある訳で。
そのためには、異業種で活躍している人と交流することが1つのヒントになります。
違う業界で活躍している人は自分には無い視点で新たなチャレンジをしていますし、そこから気になる取り組みを真似てみるんですよね。
そして、それを一定期間ルーチンにして回して行くという流れです。
私が最近始めたstand.fmもその一つで、まわりのフリーランスの方が始めたことに刺激されたことがキッカケなんですよね。
過去に生まれた新しいビジネスも偶然の産物だったというものは多々ありますし、こういった異業種から積極的に偶然を取りに行くという姿勢も必要なのかな、と。
一人で考えて思い付くことなんてたかが知れてます。
どんどんまわりから刺激を受けて、学ぶこと。そしてそれを自分自身でも実行すること。
こうやって強制的にMustを作ればフリーランスも視野を広げて新しいWillを発見できるはずです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?