12月9日 コンセプト&メイキング

授業内容

・展示制作(撮影)

・るってぃさんの講義


感想

今回は展示で使用するネタバレ動画を撮影しました。

前もって必要なものの手配はできていましたが、撮影の構図やパターンを事前に用意しておらず、準備不足だったのが反省点です。

自分たちだけで撮影するならまだしも、先生や友達をモデルに撮影をするときに段取りが悪いと、協力してくださる人に失礼であるし、時間のロスにもつながります。普通に考えればわかりそうなことなのに、そこまで想像できなかったことが不甲斐ないです。それでも撮影は続くので、この反省を生かしてもっと頑張ろうと思いました!


撮影をして一番感じたことは、自分の限界を決めずに追求するプロの精神です。

私たちは、下田先生にお願いをして「ハイヒールを履いて貧乏ゆすりをするおじさん」を演じてもらいました。最初は、ミニスカートに網タイツとハイヒールを着用してもらうことに多少の申し訳なさがあったのですが、下田先生は恥じることなく堂々と着替えてゆき、付属でついていたガーターベルトまでつけようとしてくれ、その姿を見てサービス精神とプロ根性を感じました。


撮影に入ると、こんなポーズがいいかなと様々なポージングをしてくださり、

時計はノイズになるから外す、パーカーよりもTシャツの方が見映えが良い、髪を下ろしていると女の子っぽいのでよりおじさん感を出す為に結んだ方が良い。など、どうしたらもっと良い映像になるかを真剣に考えてくださりました。

本当は私たちがポーズから表情、カメラアングルまで、絵コンテにして先生にお伝えするのが常識なのに、申し訳ないです。

今回の撮影だけではなく、物作りをするときに自分でこの程度でいいかと限界を決めてしまうことがあります。限界を決めてしまうと、もっと良くすることができた部分への可能性を閉ざしてしまうことになるので、それが本当にもったいないことだと気付き、細部までどこまでこだわって追求できるのかが、プロとアマチュアの違いだと痛感しました。


るってぃさんの講義では、最初に「プロ無職」という言葉を聞いて、正直なにそれと思いましたが、最後には挑戦し続ける強さを感じました。

話を聞いていて、自分の人生を振り返ったときに大きな挑戦が何回あったのかなとふと考えて、るってぃさんの人生を自分に置き換えた時に、怖くて絶対できないなと思ってしまいました。この行動力と思いきりの良さは自分に足りないものなので、とても羨ましい気持ちと同時に、私もこんな挑戦をしてみたい!と大きな刺激をもらいました。

挑戦することへの一番のネックは失敗への怖さだと思います。何をするにも失敗したその先を考えてしまいます。自分も口ではどうなっても良いと言って平然としていても、本当は心臓がバクバクしていることがたくさんありました。ここで、挑戦するときに特定の誰かを思い浮かべるのではなく、たくさんの人を想像すると不安が軽くなるという言葉がとても刺さりました。人生を考えたときに、一時の不安でやりたいことが狭まるのはもったいないし、何よりもやりたいことに挑戦し続けるるってぃさんの生き方を見て、とてもワクワクしました。

講義の後に友達になりたいと言ったら友達になってくださいましたが、全体を通して、るってぃさんの謙虚で聞き上手な人間性の良さに人が集まって、いろんな人を動かしていることがわかりました。プロ無職と聞いてなにそれで終わらず、しっかり話を聞いてみる面白さに気づけてよかったです!


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