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表現研究、作品展示レポート

展示お疲れ様でした。
前期は多くのことを学び、悩んで、楽しいことも落ち込むようなこともたくさん経験した、あっという間の半年間でした。

ゼミが始まった当初は、いろんな人に取材をして、その人を紹介するコラージュポスターを作るという計画でしたが、テーマ決めが上手くいかず、曖昧になったまま展示にまとめてしまったことが一番の反省点です。
誰に向けて、何をテーマに、どのようなメッセージを伝えたいのか。自分でもどうしたいのかがわからず、進んでは戻り、ぐるぐると迷走していたので、夏休み中に考えを整理して、興味や表現にマッチするテーマを見つけたいと思います。

表現方法では、自分自身のコラージュ表現を追求していく内に、コラージュを動画化する方法に辿り着きました。この方法での制作が1番楽しく気持ちが乗る感覚が大きかったので、この調子でもっと開放的に自由な発想を持ちながら、表現を極めていきたいと思います。コラージュ表現では、技術が長く停滞していて気持ちが乗らないことが多かったので、前期の内に、しっくりとくる表現方法に着地ができたことはよかったです。

展示では、制作に時間がかかりすぎてしまって計画を綿密に立てれておらず、行き当たりばったりになってしまったことが反省点です。展示の知識が乏しかった為、今回の展示経験はとても勉強になりました。作品をピタパネで壁に直張りするのではなく、その下に板をかまして浮かせて見せるだけで、作品に立体感が出てリッチな雰囲気が出るなど、展示方法で作品の見え方が大きく変わってくることを実感しました。

他の学生の展示を見て、隅々までこだわりを持って綺麗に丁寧に展示できているかで、完成度に差が出ることを学びました。
背景にホワイトボードがある人の場合、労力はかかるが壁を立てて展示することで、見る人に情報が入りやすくなることや、作品のパネルの切り方や貼り方で見やすさが変わることも実感しました。作品が出来るとそこで気持ちが落ち着いてしまいますが、最後まで気を抜かずに、作品の完成度をもう一段上げれるような展示を実現する為、卒制までにたくさん美術館やギャラリーに足を運んで細かいところまで吸収したいなと思います。


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