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「人に会うのが好きなんです」

この記事は、偏愛とマーケティング研究所のマガジン「偏愛研究レポート」に収録されています。毎週月曜に偏愛とマーケティング研究所メンバーの頭の中が更新されていくので、ぜひご覧ください。

「人に会うのが好きなんです」

こんにちは、こんばんは、どうも人に会うのが大好きな金子廉です。
今回もフルネーム自己紹介で始めようと思います。
フルネーム自己紹介についてはこちらの記事で語っていますので、ぜひご覧ください。

ということで、今回は金子廉が愛してやまない、
「人に会う」
について深掘りしていきたいと思います。

そもそも「人に会う」って?

単に「人に会う」と言っても、
どこで?
どんな人に?
どんな出会いをしたのか?
と言うように沢山の条件がありますよね
例えば、
街中の居酒屋で、中学時代の友人に、ばったり会った
とか
会社の営業先で、趣味の釣りの話が合う年が近い人を、先方の方に紹介してもらった
など、世の中は沢山の出会いで溢れかえっています。

前回の記事で紹介していますが、

「人が一生で出会う人の数は30000人」

なんです。つまり、単純に考えても人生は30000回の出会いが待っているのです。

僕がなんで人に会うのが好きだと考えるようになったのは大学に入ってからでした。それまで何となく人に会うのが好きだなと感じていましたが、それは漠然としたもので、なんとなくで済ませていました。大学では自分に向き合う時間と余裕があり、しっかりと分析してみたんです。

どんな「人に会う」のが好きなのか

このお題については、当時の僕は自分の経験を元に分析してみました。

漠然とした状況で起こしたアクションとして、
・大学生が集まるコミュニティに積極的に参加する
・ヒッチハイク
・海外に一人旅
・バイクで野宿旅
が大きいものでした。

次に起こしたアクションを楽しかったこと順に並び替えてみると
1.ヒッチハイク
2.海外に一人旅
3.バイクで野宿旅
4.大学生が集まるコミュニティに積極的に参加する
となりました。「楽しい」って指標はとても曖昧ですが、ここに関しては後から何を持って「楽しい」と感じたのか詳しく説明します。

次に、それぞれのアクションにはどんな「出会い」が待っていたのかについて分析します。

1.ヒッチハイク

ヒッチハイクは家の前(鹿児島)〜大阪を往復しました。
そこでの出会いは、
不特定の場所で、ランダムな人と、感動的な出会い
をしました。
 不特定の場所というのは、コンビニの駐車場や、初めての土地の歩道、高速のPA・SAなど、その時その時でした。
 ランダムな人とは、大学生から、元パラリンピックの選手、出張帰りのお父さん、有休消化中のサラリーマンなど、本当に出会う人に傾向はなく、色々な方がヒッチハイカー金子を乗せてくれました。
 感動的な出会いについてですが、僕にとっての初ヒッチハイクだったこともあり、本当にうまくいくのか分からない状態でのスタートでした。時には2時間以上知らない道を歩いたり、夜中のPAで1人寂しく凍えていたり、雨の中、山道を下ったりと、楽とは言えない状況で、「乗っていきなよ」と声をかけられた時は涙が出そうなくらい感動していたからです。

2.海外に1人旅

ここでの出会いは
目的地で、ランダムな人と、数珠繋がりな出会い
をしました。

僕は1人旅をする時には、絶対にゲストハウスを利用します。
ゲストハウスでは他の利用者とと出会う機会があり、海外だと一緒に行動をしたり、次の目的地へ一緒に向かったりすることもありました。

僕が挑戦することもできないような経験をしている方や、これまで耳にしたこともないようなことを知っている方など、本当に興味深い話ばかり聞くことができ、非常に楽しい時間を過ごせました。

3.バイクで野宿旅

ここでの出会いは
目的地で、バイク乗りと、ちょっと挨拶をする程度の出会い
をしました。

これは「出会い」よりも「バイクに乗る」ことの方が思い出に残っているので、出会いを求めたアクションにしては少し物足りなさを感じました。

4.大学生が集まるコミュニティに積極的に参加する

ここでの出会いは、
テーマが決まった空間で、同世代の人たちと、親睦を深めるような出会い
をしまいた。

あまり楽しくなかったのですが、何で楽しくなかったのかについては理由は明確だったので、もう少し読み進めていただきたいです。

僕の好きな「人に会う」とは

ここまで読んでくださった方は、金子廉がどんな出会いを好んでいるのか少し分かってきたのではないでしょうか。

結論、僕が好きな「人に会う」は

ランダムな人としっかり話すことができるような出会い

でした。場所は居酒屋だろうと、海外の観光地だろうとそこはあまり重要ではなかったみたいです。

ランダムな人との出会いを好む理由としては、
自分が全く興味のなかった業界や、新しい自分の中の好奇心をくすぐるような話など、ある程度準備をした出会いでは得ることが難しいものに出会うことができるからです。生き方や立場、経験など、本当に十人十色の話を聞くことは僕にとって至福の時間でした。「大学生が集まるコミュニティ」では、ある程度偏った思想の人が集まるので、僕には刺激が足りませんでした。

しっかり話すことができるような出会いというのは、先ほど説明した内容の話はしっかり話をすることができないと、引き出すことができないからです。

ヒッチハイクという手段がなぜあんなにも僕を満たしたのかが明確になりました。ヒッチハイクの面白いところは出会いのランダム性が非常に高いところです。乗せてくれる方は自分から選ぶことはできず、本当にその場一瞬で出会いが決定します。その上、車の中で長時間一緒に過ごす訳ですから、ある程度しっかり話をするので、僕にとっては最高の「出会い」を提供してくれました。

さいごに

今回も僕という人間がどんな人間なのかについて書かせていただきました。
最後まで読んでいただきありがとうございます。

最近は「出会い」が足りていないので、自分に合ったアクションについてヒッチハイク以外の手段を探してみようと思います。
機会さえあれば、この記事を読んでくださった方々にも会いに行ってみたいと本気で思っていますので、これからも金子廉をよろしくお願いします。

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著者: 金子 廉 / REN Kaneko

偏愛とマーケティング研究所 マーケター /サーファー/バイカー


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