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新しい環境ですぐに価値を感じてもらうデザイナーになるために。

ご挨拶

はじめまして、TOMOYA KANEKOです。
最近3回目の転職をして人材系の事業会社にてプロダクトデザイナーをやっています。そんな自分ですが、これまで正社員として経験してきた4社に加えて、いくつかの常駐先でプロダクトのデザインをしてきました。

さまざまな新しい環境に身を置いてきた自分ですが、比較的新しい環境ですぐに存在感や価値発揮するのが得意だと良く言ってもらえます。自分でも「新しい環境ですぐに価値を感じてもらう」ために意識していることがあり、この記事ではどんなことを日々意識しているかをご紹介できればと思います。あくまでも「自分の場合は」ということなので、参考程度に読んでもらえたら嬉しいです。

また、この記事で言う「価値を感じてもらう」はデザインチーム内で感じてもらうという意味合いもありますが、どちらかというと非デザイナー職の開発や企画、トップレイヤーの方々にも感じてもらうという意味合いで書いています。

とにかく積極的にアクションを起こす

割と当たり前なように聞こえるかもですが、これが一番大事だと思っています。新しい環境では目の前の業務や環境、人、プロダクト理解などに追われてしまい、どうしても控えめなコミュニケーションになってしまいがちだと思います。デザイナーとしての価値を感じてもらう前に「自分という存在を知ってもらう」「人として価値を感じてもらう」というところが前提条件になってくると思っています。

自分という存在を知ってもらう

そもそも新しい環境で自分の存在があまり知られていなかったら「価値発揮する前にあなた誰よ?」ってなってしまいますし、一部の人たちに閉じた価値発揮になってしまいます。せっかく自チームの少人数の中では価値を感じてもらえているのに、組織全体で見た時に「あの人何やってる人なんだろう」となっているのは勿体無い状況です。

なので、まず大事なのは「自分という存在を知ってもらう」ことです。

自分の存在を知ってもらうために心がけていること
・自己紹介を広範囲なSlackチャンネルに投稿する
・自己紹介はデザイナーとしての経歴+プライベート面の記載
・初めての会議の場でも自己紹介の共有と顔出し
・デザイナーとして自分が得意なこと、やってきたことをアピール
・参加しているSlackや会議チャットで積極的な発言やナレッジ共有
・プロダクトのキーマンとなりそうな方々に1on1を申し込む
・自チーム以外のコミュニティや会議に顔出してみる
など…

これらのアクションを入社1ヶ月目とか参画初日とか関係なく積極的に、「空気を読んで」「ハレーションを起こさないように」実施しています。

そうすることで、なるべく短い期間で自分のことを認知してもらえています。
リモートワークが主流になったこの時代で特に大事なのは会議の場で積極的に発言することかなと思ってます。どうしてもみんなマイクオフになってしまったり、チャット欄が盛り上がらなかったりする中で、発言したり、チャットによく登場していると「お?なんだこいつは」「なんか面白い発言してくれるな」「いつも積極的に意見してくれるな」「こういうスキルを持ってる人なのか」みたいな感じで自分への理解を深めてくれます。

人として価値を感じてもらう

自分という存在を認知してもらったものの、「なんかあの人話しかけづらいな」「コミュニケーションコストが高いな」みたいな感じに思われていたら価値を感じてもらえないと思います。

人として価値を感じてもらうために心がけていること
・とにかく相談しやすい雰囲気を作る
 ・声のトーンをちょっと上げる
 ・こまめな相槌を打つ
 ・自分の話をする前に相手の話を優先的に聞く
 など
・相手の発言内容や意図・背景を理解しコミュニケーションする
・即レス
・意見するときは否定的な言い方になっていないか気を付ける
など…

色々できる感、知ってる感を出す

自分という存在のを認知してもらえ、人として「あ、この人大丈夫だな」と思ってもらえたら、次は「色々できる感、知ってる感を出す」ようにしてます。これだけ聞くとハッタリ野郎だと思われるので、弁解しておくと、もちろん嘘を付くということではないです。あくまでも「自分のスキルに応じて」ということになります。

自分の場合、恐らく非デザイン職の方々から見た表面は【UIデザインする人】っていう感じかもしれませんが、体験設計や企画段階の観点出し、課題特定、ユーザーリサーチ、ファシリテーションなどの領域でもそれなりに動けるので、自分のカバー範囲は広いんだぞ、開発観点もそれなりには理解してるんだぞってことを各会議でアピールしていくようにしています。

そうすることで、「戦略〜構造部分まで相談してもいいんだ」「開発とのコミュニケーションもお任せしてもいいんだ」という印象を持ってもらえています。

UX5段階を意識したデータ作りとプレゼン

もう一つ心がけていることとしては、デザインデータの作り方です。自分がカバーできる範囲をなるべく網羅した形でデータを作るように心がけています。戦略〜構造部分をデザイナーがゼロから関わるケースはそこまで多くないかもですが、企画職や開発の方が検討してくれた戦略〜構造部分を自分の中でも噛み砕いてユーザーフローを整理したり、要件をデザイン観点で疑ったりした内容をデザインと一緒に載せておくことで、プレゼン時に自分のカバー範囲の広さやスキル感をアピールすることができます。

自分のFigmaはこんな感じでSectionで区切ってたりします。
主に見てもらうのは表層部分ですが、プレゼン時に、案件の目的ってここですよね、こういう要件ですよね っていう擦り合わせをした上でワイヤーやデザインを見てもらうようにしています。

まとめ

・自分という存在を知ってもらう
・人として価値を感じてもらう
・色々できる感、知ってる感を出す
・UX5段階を意識したデータ作りとプレゼン

これらを日々の業務の中で意識していくことで、新しい環境で、短期間で価値を感じてもらえてると思っています。あんまり存在感を出しすぎてもハレーションを生みかねないので難しいところですよね。。

自分の場合は、、
という感じで色々書かせてもらいましたが、皆さんが実施しているコミュニケーションや手法などあればぜひ教えてほしいです!

自分のキャリアについてはこちらの記事でまとめてます。
https://note.com/kaneko_design/n/n73511c6bb05a



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