証。
①開催報告
2024年2月3日(土)に武蔵野市民文化会館 大ホールにて、「なるたか10周年記念祭〜正夢〜」を開催しました。
ご来場いただいた皆さん、そしてライブ配信をご覧いただいた皆さん、本当にありがございました!またメッセージやお花を贈ってくださった
皆さん、そして出演してくださったゲストチーム
の皆さんにも心より感謝申し上げます。
舞台の幕が開いた瞬間、キラキラした表情のお客さんの笑顔があって、曲が始まると割れんばかりの手拍子と声援が聞こえてきて、最初から最後まで温かくて優しい空間が広がっているのを目の当たりにして、なるたかを続けてきてよかった!そう心から思えた1日になりました。
②公演名「正夢」込めた想い
1.支えてくださる皆さんへ
自分たちでチームを作って高知に参加したい!そんな夢を持ってなるたかは誕生しました。そこからチームを続けているうちに、夢は増えて、大きくなっていきましたが、ひとつずつこのチームで叶えてきました。
でも、どれひとつとして自分たちだけで叶えた夢はなくて、そこには必ず多くの方のサポートがありました。10周年をキッカケに、皆さんが支えてくださった夢が、どんな形に育ったのかを直接見てもらえる機会にしたい!、という想いから、この公演を「正夢」と名付けました。
踊る舞台を用意してくださる各イベント実行委員の皆さん
快くサポートスタッフをしてくれる家族やOBOGの皆さん
楽曲や衣装の制作をしてくださる会社の皆さん
良き仲間!良きライバル!でいてくださる全国のチームの皆さん
素敵な写真や動画を撮影、編集してくれるカメラマンの皆さん
どんな場所にも駆けつけて応援してくださる皆さん
2.なるたかのメンバーへ
長い時間なるたかの踊り子として踊ってくれたみんなが、もう一度かつてのメンバーと思い出の作品を踊る夢を、そしてなるたかが好きで入ってきてくれたみんなが、憧れの作品を踊る夢を叶える場所でもあって欲しいとも思っていました。
③公演に先駆けて
なるたかのOBOGを含む有志メンバーが、来場していただいた皆さんに楽しんでいただけるよう、様々な準備を進めてきました。ほんの一部ですがご紹介します!
1.10周年記念ムービー
多くのカメラマンの皆さんから素材を提供いただき、かっこよく編集してもらいました!公演後の今見るとさらに沁みる…。
2.10周年記念グッズ
公演用に描き下ろしたイラストを使用したグッズと、公式キャラクターたかのりのかわいいグッズたちを販売しました。Tシャツやタオルをもって公演に来てくれた方もたくさんいて嬉しかった~!
3.パンフレット
来場いただいた方にはパンフレットとステッカーをプレゼントしました!パンフレットにはなるたか10年間の思い出がぎっしり詰め込まれているので細部まで読んで欲しい…!
4.会場展示
歴代の衣装や、今までいただいた沢山の賞状やトロフィーを余すことなくロビーに展示しました。公演は写真撮影禁止だったので思い出をの残してもらう工夫も!
④セットリスト
1.初夢/なるたか2014
公演のオープニングはデビュー作品「初夢」。文字通り新年に見る初夢をテーマに制作しましたが、今回の公演を経て、「なるたかにとって初めて見た夢の結晶」のような作品だなと感じました。
2.湊や工務店/湊や
なるたかも2022年から参加させていただいている富山のよさこい祭りを代表するチーム。ミュージカルを見ているような愉快で明るい作品が特徴。イヤッサー!の掛け声と、終盤に登場するカラフルなフラッグが、会場を大いに盛り上げてくれました。
3.モノクロな朝にこの歌を/夢源風人
関西支部が大変お世話になっている関西のボスのような存在のチーム。アットホームなチームの雰囲気が象徴されたような心温まる作品が特徴。この公演で私が唯一踊らせていただいた曲にもなりました。(間違えてごめんなさい)
4.indigo/なるたか2019
タカナッターの掛け声が導入された最初の作品。群で魅せる連鎖や羽織を使ったパフォーマンスが特徴。公演を経て、個人的にはなるたからしさが 一番詰まった作品だと感じました。
5.夏宴祭々/七福よさこい連 祝禧
元気な若者がたくさん所属する、今一番波に乗っているチーム。勢いだけじゃない巧みな隊列移動やイケメンを揃えた纏い衆も見どころ。(曲がオレンジ〇ンジみたいで世代の私にぶっ刺さる。)演舞はもちろん客席側からも大いに盛り上げてくれました!
6.鳴動~あらたな時~/藍なり
王道のTHE よさこいを体現してくれる上品なチーム。力強さと儚さを併せ持つ稀有な作品が特徴。「よっ!藍なり」の掛け声を途中で挟んだら、逆に怒られそうなくらい荘厳でカッコいい大好きなチームです。パーティーソングが揃った正夢をよさこいイベントとして成立させてくれたのはまぎれもなく藍なりでした。
7.箒星/なるたか2016
サプライズ演舞1曲目は箒星。唯一全員が同じ衣装を着て踊った作品。8名の踊り子と4名の旗士、そしてMC3名のみの少数精鋭にはなりましたが、全員で最高のパフォーマンスができたと思います。フラフ3本の連携がかっこよすぎて痺れました…!
8.Royal Flush/なるたか2020
サプライズ演舞2曲はRoyal Flush。2020年にオンラインでのみ披露していた幻の作品。(衣装は2018年TOKYOのものを使用しました。)入場の動画から演舞後の緞帳を降ろすタイミングまで、細部まで演出にこだわりました。楽曲や振付もかなり挑戦した意欲作だったので、ようやく世に出すことができてきっと成仏したと思います。涙なしには見返せない1曲になりました。
9.碧羅の天/なるたか2017
なるたかの代表曲。この作品でなるたかを知った、なるたかで踊りたいと思ったと今でも言ってもらえる作品。この曲に憧れて入ってきたメンバーがたくさん踊ってくれたのも嬉しかったし、当時みんなを引っ張ってくれたインスト達が戻ってきてくれたものグッときました。
10.起志快晴/なるたか2021-2022
碧羅の天のアンサーソング。楽曲、衣装、振付、そして踊り子の人数や練度、どれをとっても碧羅の天よりグレードアップしていて、公演を通じてこの向日葵と空の物語をしっかりと完結させることができたと感じました。踊っているメンバーや指導しているメンバーが若手中心になっていて、なるたかの世代交代を感じる1曲でもありました。
11.SHOW TIME~笑時~/ぞっこん町田'98
東京のよさこいを語る上で絶対に外せないチーム。私もかつて所属させてもらってました。(お世話になりました!今も!)25年の歴史で積み上げた安定感と何回見ても驚かせてくれる、もはや特許とも呼べる「ぞっこん幕」を使った圧巻のパフォーマンスが特徴。公演でも抜群の幕捌きで会場を盛り上げてくれました!
12.-NAZ-/かんしゃら
昨年多くの方に惜しまれつつ解散したチームが1日限りの復活!私も楽しみにしていました。1日1回の演舞のために70人も集まるみんなのかんしゃら愛と、解散しても変わらない美しくて格好いいよさこい鳴子踊りは健在。きっとまたいつか…を期待してしまうようなそんな演舞でした。
13.UTOPIA/なるたか2023
10周年を記念した多幸感あふれる作品。公演では通路や花道も使用して、なるたか135人で演舞しました。観客の皆さんを巻き込んで、一緒に歌ったりタオルを振ったりできるそんな作品にしたいと思っていた夢も、正夢になりました。まさにあの時間、あの会場はUTOPIAでした!
⑤最後に
公演本番にも本当に多くの方にご協力を賜りました。この場をお借りして改めてお礼申し上げます。
武蔵野市民文化会館職員の皆さん
NHKアートの皆さん
舞台監督をしてくださった中城さん
公演が見れないにも関わらず快く引き受けてくれたサポートスタッフの皆さん
写真を撮影してくれた光速さん、リラさん、なーん
動画を撮影してくれたCHARIさん、げんちゃん、もりぞーくん
私たちの夢を叶えてくれた皆さんへ。本当にありがとうございました。皆さんからいただいた愛の証を絶対に忘れず、少しずつ恩返しにまいります。
なるたかはまた新しい夢を見つけて走っていきます。これからも応援していただけるチームでいられるよう頑張りますので見守っていただけましたら幸いです。
今後ともよさこいチーム「なるたか」をどうぞよろしくお願いします!