6.就職の思わぬ効用
そんなわけで再就職してようよう一か月。
はやいんだかやっとなんだか。
とりあえず就職できれば!
と話に飛びついた就職先
行ってみればなかなか独特なところで
最初素敵!と思ったけれど実際はなかなか難しく
また慣れない時期は自分のどんくささがもどかしく恥ずかしく
「あ~、イライラされてんだろうなあ」
とますます焦る。落ち込む。
そんなこんなで2週間目など、泣きたい辞めたい気持ちになってたけど
すこおしずつ環境も設定できてきて落ち着いてきて
周囲にも馴染み、受け入れられてきているなという感触で
「やっていけるかも」
という手ごたえを得たところ。
前職での最後の半年はほぼ家でゴロゴロしてたし
その前だってずいぶんヒマなときも多く
ラクではあるものの
「もし転職することになったら、あたしやっていけるのかしら」
と能力を腐らせていることにおののいていたけれど
さて働きはじめてみると、ふつーに朝起きて出勤して働くことができて
以前いた組織での仕事は、はじめこそあれこれ忘れててつまづいていたけれど
じわじわ思い出して問題なく仕事進められるようになり
この組織での役割分担やら文化、システムがわかっているので難なく適切なところに適切な問いかけができたり
就職活動の際には
「この年齢で資格もさしたる技能もなく、、、」
と思っていたけれど、この組織での知識経験は、免状にはならないけれども実は大きな武器なのだな、と感じている。
だから正社員には「〇社ジプシー」と揶揄するひともいるけれど、派遣社員やパートとしてこの組織で長いこと働くひとが多いのだな。
まあそういうわけで、なんとかやっているわけだけれど、思わぬ副産物が。
これまでついつい、だらだら飲酒してたのが
平日中はクリアな頭でいたいから、と勤務前日に飲まないようにしたら
・お金の減り方がゆるやかになった。
・通勤だけでも動くうえに、勤務中もけっこう歩くことあるので1kgやせた。
さいきんのお気に入りは白ワインで、しかし1000円を切るような超安物は飲んだら気持ち悪くなるので、いきおい1000円以上のもの、それが毎日。これ、貧乏人にはけっこうキツイわよね~。
それを白ワインを炭酸に切り替えて飲んだら一日100円前後。
しかも飲酒しないから顔がむくまずスッキリ。
体調よいわ~。
行きは家のすぐそばのバス停から職場すぐちかくのバス停まで直通のバスだけど、帰りは30分ほど歩いて河原町に寄り、見たい服やモノ見たりして、お気に入りの店で食材買って帰れる。
家からわざわざ出かけるのはメンドいけど、仕事の帰りは気軽に寄れるし、仕事モードから気分も切り替わってたのしい。
体重も、たかが1kgって思うかもしれないけど、結構違ってくるのよね~。頬のラインがすっきりしたし、全体も引き締まったらしく、こないだ2週間ぶりにあった習い事で「やせました?」って言われたヨ。
というわけで、なかなかに機嫌よく過ごしておりまする。