参議院議員兼弁護士の山添先生に聞いてみた(要約版)
参議院議員(2期目、取材当時)兼弁護士の山添先生に対するインタビューを要約しました。
ご興味の出た方はぜひ動画もご覧ください。
1.対談形式の要約
【司会者】
「山添先生、本日はよろしくお願いいたします。」
【山添先生】
「よろしくお願いします。皆さん、こんにちは。」
【司会者】
「今日は参議院議員会館にお伺いして、参議院議員の山添拓先生とお話をさせていただきます。よろしくお願いいたします。」
【山添先生】
「よろしくお願いします。」
【司会者】
「では早速ですが、簡単に自己紹介をお願いできますでしょうか?」
【山添先生】
「簡単に申し上げますと、日本共産党所属の参議院議員です。2016年の参議院選挙で東京選挙区から立候補し、初当選しました。昨年の2022年7月の選挙で2期目の当選を果たし、今は予算委員会、外交防衛委員会、憲法審査会などに所属しています。」
【司会者】
「2期目ということですね。2016年に初当選されてから8年目に差し掛かっているわけですね。」
【山添先生】
「そうですね、もうすぐ8年目になります。最初に立候補したときは31歳でしたので、当時は最年少議員でした。若い世代を代表する立場で活動しています。」
【司会者】
「参議院全体の年齢層は比較的高めですよね。」
【山添先生】
「はい、参議院は衆議院に比べて年齢層が高い傾向にあります。その中でも30代の議員は数えるほどしかいません。」
【司会者】
「なるほど。そもそも、山添先生はいつ頃から国会議員になりたいと思われたのでしょうか?」
【山添先生】
「正直なところ、国会議員になりたいと考えたことはありませんでした。私はもともと弁護士になりたいと思っていました。弁護士登録をしたのは2011年ですが、その後、2015年に次の参議院選挙の候補者として打診を受けたんです。」
【司会者】
「そうだったんですね。では、国会議員になるというのは予定外だったんですね。」
【山添先生】
「はい、弁護士として働いている中で、特に2015年の安保法制の議論がきっかけでした。集団的自衛権の行使を容認する政治が進められていて、このまま黙っていてはいけないという思いが強くなりました。」
【司会者】
「その安保法制に対する反対の姿勢が、国会議員としての活動に結びついたんですね。」
【山添先生】
「そうですね。憲法を守る、平和を守るということが私の立候補の大きな動機でした。弁護士としても、憲法が政治に踏みにじられることは許せませんでした。」
【司会者】
「なるほど。もともと国会議員になるつもりがなかった中で、打診を受けて立候補を決意されたというのは、非常に大きな決断だったと思います。その後の選挙活動についてもお聞きしたいのですが、選挙戦はどのように進められましたか?」
【山添先生】
「最初の選挙戦は初めての経験でしたが、共産党の組織力が大きな助けになりました。演説会や街頭演説を中心に、党内外で支援の輪を広げていく形で進めました。特に若い世代の支援を得るために、若手弁護士有志の会を立ち上げてもらったりして、訴えを広げる努力をしました。」
【司会者】
「なるほど。やはり若い世代に向けてのアピールが重要だったのですね。山添先生自身も若手議員としての役割を果たされていますが、議員としての活動を通じて意外だったことや、想像と違ったことはありますか?」
【山添先生】
「想像以上に国会の議論が形式的に進められることには驚きました。重要な法案でも、十分な審議をせずに押し通されることが多いのは残念です。議論が深まらないまま、与党の数の力で通過してしまうことが多いです。」
【司会者】
「それは国会の役割として少し疑問を感じる部分ですね。」
【山添先生】
「はい、本来は国会は政府を監視する場であるはずですから、しっかりと議論を深めていくべきだと思います。それができていない現状には課題を感じますね。」
【司会者】
「最後に、今後国会議員としてどのような活動をしていきたいとお考えでしょうか?」
【山添先生】
「やはり、平和と憲法を守る政治を実現していきたいと思います。そして、若い世代が安心して暮らせる社会を作るために、引き続き取り組んでいきます。政治の本質を変えていくためには、少しずつでも社会の歪みを正していくことが大切だと思っています。」
【司会者】
「ありがとうございました。これからのご活躍を期待しています。」
2.より時間がない人のために
自己紹介:
日本共産党の山添先生は、2016年に東京選挙区で参議院議員に初当選し、現在2期目(2022年再選)。
弁護士であり、参議院議員として活動中。
参議院議員になる経緯:
弁護士として活動していたが、2015年の安保法制に反対し、参議院選挙への立候補を打診されて決意。
若手参議院議員として:
31歳で当選し、参議院内では比較的若手。
若者の代表として、学費や労働環境の問題など、若い世代の課題を中心に訴える。
弁護士としての活動:
弁護士としては労働者の権利保護や過労死事件、原発被害者の賠償問題などに取り組む。
法律を使って権利を守る活動に大きな意義を感じている。
参議院選挙戦の経験:
選挙戦では共産党の組織力を活かし、街頭演説やSNSで自身の存在を広く知らしめた。
国会議員としての活動:
国会での質問は準備が重要。初質問ではJALの不当解雇問題を取り上げた。
質疑は国民のための重要な役割だと考えている。
国会での違和感:
重要法案が短期間で決まること、形式的な答弁が多いことに疑問を感じている。
今後の展望:
自民党の政治を変え、対米従属や財界中心の政治を改革することを目指している。
政権交代を通じて平和や暮らしを守る政治を実現したい。
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