長期インハウス経験者の佐藤先生に聞いてみた(要約版)
長期インハウス経験者の佐藤先生に聞いてみたの動画の要約版になります。興味が出た方はぜひ動画もご覧ください。
1.対談形式の要約
司会者: こんにちは。今日は弁護士法人レオンの佐藤匠先生をお迎えしています。よろしくお願いします。
佐藤巧: よろしくお願いします。簡単に自己紹介させていただきます。弁護士の佐藤匠です。法律事務所で働いた後、企業内弁護士(インハウス)として約10年間、主にエンタメ業界に携わってきました。その後、再び法律事務所で活動を始めました。
司会者: 企業内弁護士としての経験が10年とのことですが、どんな企業にいらっしゃったのですか?
佐藤巧: 主に2社です。最初はサイゲームスというゲーム会社で8年半、次にNetflixで1年半です。サイゲームスでは、法律部門を立ち上げて管理職に就き、さまざまなゲームプロジェクトに携わりました。Netflixでは実写映像制作の法務を担当しました。
司会者: サイゲームスに入社された時は、どのような業務から始められたのですか?
佐藤巧: 最初は契約書のチェック業務が中心でした。ゲーム開発やプロモーションに関する契約など、多岐にわたる内容でした。特にゲーム開発は多くの人が関わるので、プロジェクトの進行を支えるために、事業内容を深く理解する必要がありました。
司会者: その後、サイゲームスでの役割はどのように変わっていったのですか?
佐藤巧: 法務部門が拡大し、最初は弁護士として1人で対応していましたが、後にサブマネージャー、マネージャーと昇進し、法務全体を管理する役割を担うようになりました。また、エンターテイメント事業がゲーム以外にも広がり、音楽やアニメなどの分野にも対応するようになりました。
司会者: 8年半勤めたサイゲームスを退職しようと思ったのはなぜですか?
佐藤巧: サイゲームスでの経験は非常に充実していましたが、次のステップとして、エンタメ業界にもっと深く関わりたいと思うようになりました。ちょうどそのタイミングでNetflixからのオファーがあり、映像制作に特化した法務に挑戦することを決意しました。
司会者: Netflixでは具体的にどのような仕事をされていましたか?
佐藤巧: 実写映像制作に関わる法務全般を担当していました。契約交渉や法律の調整を行い、特に日本国内の制作パートナーとの契約に力を入れていました。Netflixでは「最高のコンテンツを作る」という理念が強く、それに応えるための法的サポートをしていました。
司会者: そして再び法律事務所に戻られたんですね。その理由は何ですか?
佐藤巧: Netflixでの経験は素晴らしかったですが、独立してもっと自由にエンタメ業界をサポートしたいと考えるようになりました。また、コーチングを受けたことが自分のキャリアを見つめ直すきっかけとなり、弁護士としての新しい挑戦をしたいと思いました。
司会者: 最後に、これから弁護士を目指す人たちへのアドバイスはありますか?
佐藤巧: 自分が興味を持つ分野を見つけることが大事です。インハウスでの経験も貴重ですが、その業界に特化した知識を持つ弁護士として成長するには、自分の関心に従ってキャリアを積むことが重要です。また、外部の人とのネットワークを積極的に広げることも視野を広げる上で役立つと思います。
2.より時間がない人のための要約
動画は弁護士の佐藤匠氏のインタビュー。
佐藤氏は最初に法律事務所で勤務し、その後、約10年間インハウス弁護士として活動。
サイゲームスで8年半、Netflixで1年半勤務した後、再び法律事務所に戻る。
サイゲームスではエンタメ関連の法律業務に従事し、チームマネジメントも担当。
Netflixでは映像制作に関する契約交渉を担当。
再び法律事務所に戻った理由として、新しい挑戦を求めたことや、契約交渉の重要性を感じたことが挙げられる。
若手弁護士へのアドバイスとして、興味のある分野に特化し、積極的に他の専門家とも交流することを推奨。
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