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シンプルゲームでプログラミングを学ぼう!(6)「ボールとコップを関係づけよう」

シンプルゲームでプログラミングを学ぼう!(6)「ボールとコップを関係づけよう」

今日のサンプルプログラム・・・> こちら

これから数回に分けて、サンプル教材 落ち物系ゲーム「ボールドロップ」を少しずつ作っていきます。

先回のおさらい → こちら(Scratchサイト)

前回の記事 → こちら

これでも楽しめる人もいるけど・・・

アプリをスタート(緑の旗をクリック)すると、ボールが落ちてきます。コップに当たってもそれを突き抜けて、下の端までいくと、元の位置にワープしてこれを永遠に繰り返す・・・これでは楽しくないですね・・・と思ったら、この動きに体の動きと声を合わせて、しばし楽しんでいる子どもの姿がありました・・・ささいなことも「遊び」や「楽しみ」に変換できる事ってステキですよね・・・それはさておき、先に進みます。

進化させるポイントAB

1:ボールがコップの裏になって見えなくなる→見えるようにする・・・・A
2:コップに入ったとき・入らずに下に落ちたとき・・・それぞれちがう音にする・・・B

コップや海底にふれるとちゃんと音がでます・・・

さらなる進化ポイントCDE

3:コップにぶつかった瞬間、ボールはとまってしまうので、ボールがコップの中に入ったように見えない。ちゃんと中に入ったように見えるようにしたい・・・C
4:ボールがいつも同じところから出てくる。バラバラの方がおもしろい。・・・D
5:プレイ画面(ステージを大きくした状態)だと、コップをマウスドラッグできない。自由に動かせるようにしたい。・・・E

コードブロックを一つずつ入れるだけで進化!

これでゲームっぽくなってきた・・・と思いきや、どうしても、ボールがコップに入ったように見えません。

そこで、先ほどの A:「最前面に移動する」をコップにふれたときに指定することにします。
Glass Waterに行く」だと、動きが速すぎて不自然な感じがしたので、
0.2秒Glass Waterに行く」に変えてみました。

実際に動かしてみると、イメージ通りにいかないことが普通です。ここをこうしたい・・・そのために・・・トライ&エラーの連続です。試行錯誤の繰り返し、あきらめない姿勢がとても大切ですし、そのことを自然に学べます。

今日の最終段階は

06_ゲーム(ボールがコップにぶつかったとき)

ずいぶんゲームっぽくなってきました。
でも・・・まだまだじゃないですか?

ここをこうしたい! もっとこうしたい!

そういう思いが高まってきた人は、次回の記事もぜひご覧ください。

シンプルゲームでプログラミングを学ぼう!」シリーズも今回で6回目になりました。ここまでやってみて、プログラミングのマニュアル本を書くことの大変さを思い知り始めています。・・・時間にゆとりがある今しかできない作業です。せっかく始めたことです。スキが少なくてもやり通します!(本音はもちろん、ハートパワーがほしいです・・・)

今日のサンプルプログラム・・・> こちら

次回はボールの数を制限したり、コップに入ったときにポイントが入ったりする仕組みをつけます。少しゲームに近づいてくるかな?(実は前回同じことを言っていました今回ここまで行けませんでした。次回にもちこします・・・予定は未定・・・母親の口癖でした・・・)

   ・・・次回に続く・・・

<余談>
ここまでの記事を作るのに、ボクはすごく時間を使っています。説明するとどうしても長くなります。でも、Scratch上の実質作業時間は、ここまでなら実質5~10分です。

Scratch以外の言語で同じことをするとすれば、何分かかるのかな?(もちろんできますが、所要時間の比較はしていません)

前回までの記事もご覧くださいね。

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