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080_ひよこバスのたび(10の分解)と(20までの数)

080_01 10わのひよこバスのたび(10の分解) ★ここから開く

★10までの数の勉強
 先生(おうちの方)がお話をしながら、使うことを想定しています。

ボタンを押すと、10わのひよこが赤いバスに乗り込みます。
赤いバスをクリックすると、バスの中が見えます。
もう一度クリックすると、見えなくなります。

ボタンを押すと、〇わ(1から10の乱数)のひよこが青いバスに移動します。

それぞれに何わ、のっているか 予想します。

青いバスをクリックすると、バスの中が見えます。もう一度クリックすると、見えなくなります。

この教材をつかって、どんな授業ができるでしょうか?

お子さんが操作しながら、ひよこの動きに合わせてお話する・・・このような使い方もできます。

タブレットで使うデジタル教材を開発推進をする立場ではありますが、ボクは、数の入門期は、質感のあるアナログ教材が一番と実は感じています。たとえば、この教材アプリをアナログ教材で作るとすれば・・・袋または箱が2つずつあって、カラーマグネットが10個あれば、すぐにできますよね。ボクがプログラミングに要した時間の10分の1あれば、余裕で作れますね。・・・そう考えると、ボクのやっていることはどんな意味があるのでしょうか?・・・時々、そんな自問をします。これからの未来を生きる子どもたちにとって、アナログ的な質感も、デジタル環境で得られる擬似的な質感も両方意味がある・・・そういうことにしておきましよう。 

080_02  20わのひよこバスのたび(20までの数) ★ここから開く

 実は、20わのひよこ・・・を10わの・・・より、先に作りました。低学年の先生が、10を越えると、数をまちがえる子が多いということとても困ったよう(すごくがっかりした感じで)に話していたことがあったのです。そのときの先生の真意はわかりませんが。このとき、ボクの心にはさざ波がたちました。「できない」「まちがえる」は、「なんとなくできる」より遙かに尊いものなのに・・・ボクは、なかなか理解できない自分が惨めでよく泣いていた幼い頃の自分を思い出しました。その時、優しく(厳しくではなく)声をかけてくれた人(それが先生ならよかったのに)がいたからこそ、それを乗り越える強さを身につけることができました。

 ボクは、子どもたちが、教師の想定以上にできないときは、教材開発のチャンスだと感じる側の教師です。ボクは今、担任ではありませんが、子どもたちがスラスラ出来る子であっても、なかなか理解できない子であっても、授業というバスにのって、楽しい旅に出かけてほしい・・・そう願っています。スラスラ出来る子が、いいお客さんと思っているバスの運転手にはなりたくありません。ここまで、読んでくださる方ならボクの思いを理解してくださるのでは・・・そう期待しています。

キャプチャ

キャプチャ

バスをスケルトンにして、中のひよこを可視化できる・・・これがこのアプリの売りです。

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