052_カナデル スケール(7つのスケール)
前出の「カナデル ベーシック(陽音階)」の発展であり、後出の「カナデル キーボード」の原案でもあります。
中途半端な位置づけですが、
これは、これで楽しめる可能性があります。シンプルな画面と操作性でなかなかよいかと思います。
音色(規定はオルガン)を変えたり、移調も中のプログラムの初期音階(規定は60 ・・・ド)を変えたりすると自由に変化がつけられます。
音階スケールごとに、音色やキーを変えたりするのもおもしろいと思います。
実用に耐える楽器ではありませんが、スクラッチならではの楽器ではありませんか?
音色を変えたり、使う音階を変えると、違った雰囲気の音楽を奏でる(カナデル)ことができるかも・・・
<使い方>
☆赤いボールを左右にドラッグすると、音階も上下します。
☆陽音階 ドレミソラ(47抜き)の他、陰音階、琉球、ブルース、アラビア、ジプシー、歌謡曲のスケールを選べます。
(注意) 音階を切り替える時は、スケールリセットをクリックするか、赤丸でストップしてから、緑の旗をクリックしてから、音階スケールを選択してください。
2021/10/15 記
ボクがタブレットをもって廊下を歩きながら「カナデル スケール」のアラビアスケールでメロディをカナデていたら、子どもたちは、興味津々。すぐに近寄ってきて触りたがりました。
職員室で、同じようにしていたら(控えめな音量で)、大人たち(先生たち)は、気づかないふりをしていました。ボクに声をかけると、ボクが調子にのって、怪しげな世界に誘い込むとでも恐れているのでしょうか?まあ、半分はあたっているのですが・・・・それはさておき、ボクは人が何か、夢中に(楽しそうに)取り組んでいると、声をかけるようにしています。それは子どものような好奇心がボクの中にはあふれているからでもあります。
スクラッチで、このようなアプリを懲りずに作り続けるのも、好奇心のなせる技です。ものづくりそのものを楽しんでいることに他なりません。教育へのあくなき情熱と追究心というようなかっこいいモノではありません。
ただ、作ること自体も楽しいのですが、完成するまでにはかなりの時間も集中力も必要とします。これは、いわゆる”苦労”という言葉で表現される類いのモノかもしれません。だからこそ、できあがったアプリは、かわいいのです。「出来が悪い子こそ・・・」の心境に近いモノがあります。こんなアプリばかりですが、どこかの誰かが可愛がってくれるとうれしいです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?