前期→3日間無職→後期、勤務校が変わりました!今、こんな感じです
ここ、2~3週間、投稿が止まっています。
時間に余裕がないというわけではなく、精神的に疲れすぎているというわけでもなく(もちろん多少なりともそれもありますが)、カネッチの学舎的なネタ、すなわち、教材開発とそれに関わる実践が現在品薄状態なのです。
ボクの投稿が滞っている間も、過去記事に♥をくださる方が何名も見えますので、ここ数週間のボクの状況をお知らせします。
勤務校が変わりました!
ボクの所属地区の小中学校は、前・後期の二期制です。
ボクは、現在、常勤講師で、これまで産休、育休、病休対応の任期付きの講師を受けています。
今年度は、4月年度初めから、A小学校で特別支援学級の担任を任されていました。4名という少人数ではありましたが、学年も、障がい特性もバラバラの子どもたちに対応するための学級経営・授業準備はとても大変で、かつやりがいがありました。
それを10月11日(金)まで務め、土日月の3連休の間は、無職になり、10月15日(火)からはB小学校(次の勤務校)で1時間目から早速授業です。前期後期の区切りは、あくまでも行政的な区分であり、現場はまさに運動会直前モードで先週の延長でしかありません。
始業式なんていうものは全くなく、1時間目は、運動会練習です。
ボクは朝の会で、名前を言っただけで、子どもを運動場に移動させました。
新勤務校で受け持つクラスは、2年生36名(学年3クラス)です。
・元気と言えば聞こえが良いのですが、パワーがありすぎてやや制御が難しい・・・平たく言うと、落ち着きに欠ける雰囲気があります。(今年度の担任はボクが3人目で、そういう事情も少しは関係しているのかも知れません)
・本校に限らず運動会練習の期間は時間割が特別であることが多く、それも少なからず子どもたちに影響していると思われます。
・ボクも、校務で使うPC,タブレットの環境が変わり、ICT環境以外でも仕事上の動線が大きく変わってしまいました。
・低学年と言えども、36名は限界人数です。学年室や多目的教室などのゆとりがないこともあって、教室はものがあふれています。
・ランドセルを置くための背面ロッカーにも空きが無く、背面ロッカーの上は絵の具セットや、算数セットが乱雑に積み重なっています。
・それらで背面掲示板に個別のクリアファイルは見えず、そういうわけで、全然活用されていません。
・あわせて、生活科関連のおもちゃ作りの材料、運動会の衣装などがあふれています。
・学校が老朽化していることもあり、教室床は黒ずみ、汚れも染みついています。
・早朝出勤し、朝一番、ボクは教室を整えますが、前日、掃除(お昼に縦割り掃除)をしたはずですが、教室はゴミや砂ぼこりがあふれ、ほうきで掃くと、ちり取りがいっぱいになります。 そのあと、クイックルワイパー(個人もち)をかけると、たちまち真っ黒になります。
・たまたまかも知れませんが、体調不良で欠席が続いている子が数名いたり、授業中に体調が悪くなって、保健室にいったり、トイレにいったりする子もいます。
・子どもたち相互のトラブルも多く、いわゆる「原因他人論」的(あの子が悪い!)な子が多いです。
かなり手がかかる子たちにですが、やっぱり2年生はとても素朴で可愛らしくボクはこの子たちの担任になることに覚悟を決めました。
すぐにでも、学級経営、授業準備にとりかかりたいわけですが、運動会直前でもあり、その後には、学校訪問(年に1回あり教育員会の学校視察)があります。ボクは、前任校で6月に学校訪問を受け、転任校の11月始めに、2回目の学校訪問を受けることになりました。
通常なら何ヶ月も前から、指導案や教育所感を用意するもので、他の先生達は、すでに10月の始めに完成しているのですが、ボクの場合、〆切のレッドゾーンまで一週間もありません。・・・ボクに悩んでいる時間はありません。
ボクは、前任校の特別支援学級の授業実践を内容を、2年生(通常学級・・・通常?)用にアレンジして指導案を作り上げました
2年生の算数教科書(啓林館)の巻末にあった「わくわくプログラミング」を自作教材を使ってやってみます。
11月の学校訪問での公開授業後に、学年の他の先生方にも共有したいので、その時に、合わせてNote記事としても投稿したいと思います。
あわせて、ボクがこの子たちと日々のドラマも紹介できたらどんなにか心が潤うことでしょう・・・今はまだできていませんが・・・
なお、
公開授業の指導案には、教育所感を書くことになっています。
その内容をそのまま紹介させてください。
【覚悟を決めて前進あるのみ】
3日間で切り替える。前期は前任校特別支援学級4名の担任、後期は本校で2年生36人の担任になる。自分を取り巻く全ての景色が変わり、ゼロからのスタートである。わくわくとドキドキが入り混じる。運動会直前で現場は躍動している。何とか振り落とされないようにしがみついていこう。幸い、周りの先生方のサポートは手厚い。「わからないことはわからないとはっきり言おう」、つい先日まで受け持っていた子どもたちに常々、言ってきたことである。
今現在、本校最後尾に位置している自分だが、生かせる強みもある。特別支援教育に2年間携わった経験から得た視点は、私自身の教育感の柱でもある。個をとらえ、個を生かす、個が生きるための、ハード、ソフト両面から手立てを打つ、失敗してもあきらめない、結果がすぐにでなくてもあせらない、本気で取り組んできた教材開発、プログラミングスキル等、いざ、前進あるのみ。
目を通してくださったみなさま、本当にありがとうございます。Noteに記事書いているときは、ボクの実際以上に、前向きに、強気なモノ言いになりますが、本当の所は日々のあれやこれやに振り回され、かなり無理をして消耗しています。
そんな時に、ビューや♥があるとすごく励まされます。
よろしければボクを支えてください。