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不動産の営業マンに頭金なしでもできますよと言われたローン

バブルがはじけて不動産価格が落ち着いてきた1999年に2800万の家を買いました。

頭金を払って残りはローンを組むと言う形で話は進んでいったのですが、営業マンから

「銀行にローンの審査を申し込むとき物件価格を2800万ではなく3200万で申し込めば2800万全額銀行から引っ張って来れるので頭金なしでいけますよ。」と提案されました。

つまり3200万の物件を400万の頭金を払って買う予定なので残りの2800万のローンを貸してくださいと銀行にお願いするのです。普通のローンは頭金と月々の支払いは同じところにするのですが、住宅ローンの場合は頭金は売主に月々の返済は銀行へと別になるので売主が頭金を受け取ったと主張すれば可能なのです。

こういうやり方はバブルの頃では当たり前だったのかもしれません。営業マンも自信満々という顔をしていました。

が、結局3200万では審査が通らず、2800万で審査が通りました。バブルは終わったのです。




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