※ネタバレ※エレファントカシマシ『VIVA LA ROCK 2023』2023.05.06(土)in さいたまスーパーアリーナ
ビバラロック
さいたまスーパーアリーナです。
タイムテーブルでは
エレカシは
ホルモンとエルレの間。
空間的にはアウェーです。
(STARとVIVAの2つのステージは横並びで、どっちからでも両方見ようと思えば見れる)
アウェー?そんな空気感も何のその
攻めたセトリで
誰にも媚びない、
今日も紛れもなくエレファントカシマシだった。
わたしは、スタンド席で見ました。
↓以下ネタバレ、個人の備忘録です。↓
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真っ暗の中、ステージに現れるメンバー
歓声が上がります。
鳴りだしたのは
「ドビッシャー男」
続いて、「デーデ」と「星の砂」
序盤から動き回ります。
完全に…
待機中のエルレファンを置いてってます。笑
「悲しみの果て」
で、おぉ!と会場が湧きます。
曲が終わり、宮本さんのギターと歌だけのワンフレーズ。
今日はこのフェスで爆音、派手な照明、ギンギラなステージを一日中見てきて…
ここで
56歳の男が見せる
歌だけでこの場所に挑む姿に鳥肌。
“さいたまーーーー!”と叫ぶ宮本さん。
“なんだっけ??……ビバラローーーック!”と、辛うじて一度だけイベント名叫んだ宮本さん。
“さいたまーーー!地元です。”と、赤羽から近いから?か?地元らしいです。
“昭和の可愛い曲です。”なとどと、曲紹介し
椅子に腰掛け、アコギで「珍奇男」
迫力に圧巻。
歌だけでこの場所に挑む姿に鳥肌。(再び)
どんどんと、会場全体がエレファントカシマシに集中していくのがわかる。
ゾクゾクする高揚感。
椅子を使ったパフォーマンスは
まさに芸術。
細い足の体の線と、倒れない椅子のシルエットは今日も完成していた。
「so many people」
「RAINBOW」
石くんのサングラスを外し、なんだかんだし…
最終的には自分でかける。
隣のSTARステージまではみ出し歌唱。
そして
最後に
「俺たちの明日」
終わり良ければ全て良しではないですが
思いっきりエレカシワールドを繰り広げたすえ
みんなが手を挙げる「俺たちの明日」
そして、これも、エレファントカシマシ。
なんというか、
今日のオーディエンスはエルレとホルモンTシャツが多く、年齢層高めなので
30代40代にはめちゃくちゃ歌詞が響いたと思う。
歌に励まされるなんて陳腐だと思うけど
ここまでストレートに“がんばろうぜ!!”と言われたら
素直に“頑張ろう!”と思える。
すごいことだ。
当たり前なんですが
全然手を抜いてなくて、まさにエレファントカシマシで
この人たちは
いつでも、どこでも、エレファントカシマシなんだと痛感。
エレカシを今日初めて知った人が100人いたら……
40人くらいは今でも興味ないだろけど
残りの40人は“すげー!!カッコイー!”ってなって
残りの15人は“また、ライブ見てーー!音源聞こうーー!”ってなって
残りの5人は涙流して、人生変わったと思う。
それが、伝わる
さいたまスーパーアリーナの空間だった。
自分のファンでないオーディエンスを虜にするステージ。
圧巻でした。
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