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「管理」されるのは嫌だけど「支援」されたら力が出るよね No.506

昨日は「働き方改革」から「生き方改革」へという話を書きました。

これから主体は企業から個人へという内容ですが、ではより個へ進んでいく流れの中で企業はどのようなスタンスでいればよいのでしょうか。

端的に言えば企業は「管理」から「支援」に向かっていなければいけません。

これから企業にも大変な時代が来ます。ようやく首都圏と関西圏を除き緊急事態宣言も解除なったとはいえ、消費がいきなり回復には向かわず、かじ取りが大変な状況は続きます。

コロナのおかげで時代の変化の流れが速くなったのは紛れもない事実で、期せずして「働き方改革」は進み、オンライン化・デジタル化も進みました。この流れでAI化なども一気に進んでいきます。

またこのコロナの中で、必要でなかった施設や人員なども明確になってきます。そんな中確実に人員は余剰になる企業が多くなり、苦渋の決断でリストラに掛かる企業も増えていきます。大企業も例外でなく早期退職などの募集も増えていくでしょう。

アメリカではすでに失業率が15%になっているという話も聞きます。日本が同じ状況になるとは言えませんが、今後失業率が上がるのは確実です。

早期退職募集で自分で何か始めようという才覚のある方が抜けていき、残った方で今まで通りの業績を維持する事が出来るでしょうか。

リモートワーク中に在籍しているか確認する監視システムを導入するというニュースを見ましたが、結局社員を信用せず管理するような方法をとればとるほど働く側のモチベーションは下がります。

管理されているとわかれば、いかにしてその管理から抜けようとするのが人間の真理です。管理による人員掌握では必ず反発が起きます。

そこで大切なのが冒頭にも書きました「管理」ではなく「支援」するという考え方です。一人一人が何を必要としてどこで力を発揮しようとしているかを明確にし、そのサポートをします。

サポートの中で大切なのが、一人一人が最大の力を発揮しているかの確認をする事です。それは管理ではなく支援や応援に近い形で行います。

例えばお神輿を担ぐときもそうなのですが、20人で担いでいた神輿に10人応援が来ても、一人ひとりの重量感覚は軽く感じる事はありません。

そもそもただ運ぶという事を考えると20人必要かと思うとそうではなく、準備の時は6人もいれば運べたりします。

いかに一人ひとりが最大の力を発揮しているかを見守り、必要な時に応援するという関わりなら本人も充実感がありやりがいを感じます。

会社としては「ミニマムな人員で最大の効果を発揮する」よう支援するという関わり方が今後必要になってきます。

そんな支援型の組織になりこれからの時代を乗り越えていきましょう。

今日の一言
会社は「管理」ではなく「支援」を考える
メンバーの主体性を活かし、一人ひとりが最大の力を発揮する関わり方を行う

今日の19時からZoomセミナーを開催します。
上記のようなコロナの今行うべき事についてお話させていただきます。
よろしければ下記ページからお申込みお待ちいたしております。


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二代目社長の伴走者 井上 剛典
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