正しさの押し付けを手放してみる No.219
あなたは正しさと楽しさどちらを優先していますか?
私もずっと正しさを優先してきたのですが、最近やっと理解できるようになったのが「正しさで生きていくと辛くなり、楽しさで生きていくと楽になる」という事です。
とても簡単な事で出来ている方からすれば、当たり前のことなのでしょうが、出来ていない方からは「それが出来れば苦労しない」と思うくらい大変な事だと思います。
別な言い方をすれば、「もっと簡単に考え肩の力を抜いて行動すればよい」という事だと思います。
根がまじめな方は自分に対しても他人に対しても、「〇〇でなければならない」「〇〇するべき」「〇〇して当然」という考え方の押し付けが強く、その考え方が色々な行動を制限してしまっています。
会社では「上司は部下の事を気にかけて当然」とか「部下は上司に意見せずただ従わなければならない」とか、家庭では「子どもはゲームを一切せず勉強するべき」とか「学校は出席して当然」等本当に自分の思いや正しさの押し付けが多いのではないでしょうか。
他人への押し付けはそのまま自分へも帰ってきますので、私も「仕事はしなければいけない」「健康のために運動するべき」「経営者は勉強して当然」という意識でやっているとすべてが負担になり、結果としてすべて辛いけど我慢してやるという意識になります。
そんな「正しさ」を手放して「上司はまずは管理してくれているだけでありがたい」「部下も会社のためを思って意見してくれている」
子どもは「ゲームをやる集中力がある事が素晴らしい」「学校で学べない事も十分にある」と見方を変えれば何事も大変ではなくなります。
肩の荷を下ろしてもう一度周りを見渡してみましょう。
楽しさで見ていくと「仕事の中に楽しめる要素は無いか」「ゲーム位楽しめる勉強のやり方はないか」などどんどん気楽に楽しくなっていきます。
正しさを一旦手放し肩の荷を下ろしていきましょう。