サウナ―の聖地「しきじ」と言葉の力 No.372
先日静岡に行った際に、サウナ―の聖地「しきじ」に行ってきました!土曜の午前7時という時間でしたが先客が3人ほど待たれていて、サウナに順番待ちで入るという、入場前から期待マックスのスタートでした。
中に入ると薬草の香が漂い、皆さんベンチで同じ方向を向いて座っている姿に圧倒されながら、サウナと水風呂を3セット入り、薬草風呂に入りました。記念にと薬草サウナにも入りましたが、こちらは暑くて体験しただけで満足し退場しました。
さすが聖地「しきじ」という体験をさせていただきましたが、実は私はサウナ―になったのは最近で、以前は暑いのが苦手で全く興味なく、入っても3分と持ちませんでした。しかし、一昨年かなりハイレベルなサウナ―の方に手ほどきをいただき、そこから急にハマりだしました。
不思議なもので同じことでも聞く相手によって聞こえ方が変わってきます。自分が尊敬している方の話は素直に聞けますが、そうでない方の話は同じ内容でも耳に入ってきません。それまでにも何度か友人に「サウナ良いよ~」と誘われても「暑いからいやだ」と断っていました。
それが、その尊敬する方に「サウナめちゃ良いから一緒に入ろう」と言われると「はいよろこんで!」という返事になっていました。そして入り方についても、お湯、サウナ、水風呂、外気浴のローテーションなども教えてもらいすっかりサウナ―になりました。
これはサウナの話ですが、経営のアドバイスでも同じことをお伝えしても伝わる時と、伝わらない時があります。私自身がまだ相手に認めていただいていない状態でアドバイスをしても聞いていただけませんが、関係性が出来て私が信頼されていればお伝えしても伝わります。
関係性ともう一つ重要なのが言葉の力=「言力」です。発する言葉に重みがあると言い換えることも出来ますが、言葉に重みのある方の話はなぜか聞いてしまいます。あなたのまわりにも、「この人に言われるとなんかわからないけど聞いてしまう」という言力の高い方がいらっしゃると思います。
「言力」はその方の過去の経験や、どんな生き方をしているか、言動に一貫性があるかなどで決まってきます。人がどれくらいの言力で話しているかは聞いていればわかりますが、自分がどれくらいの言力があるのかはフィードバックを頂かなければわかりません。
私も伝わる言葉が発せられるように「言力」を磨いていき、言力の聖地と呼ばれるようになっていきたいです。
今日の一言
言葉が伝わるために言力を磨く