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すべて見せます! 感動創庫🄬LFCの経営理念② No.302
あなたの会社の経営理念はどんな想いで作られたかを知っていますか?
昨日はなぜ経営理念が必要かというお話でしたが、今日は実際に感動創庫🄬LFCの経営理念がどのような想いで作られたかの説明をさせていただきます。
経営理念
感動創庫®LFCは、大家族主義経営を通じ
全従業員の幸せが、ご縁ある皆様を幸せにし
地域貢献へと繋がる、感謝にあふれた会社になる。
という経営理念ですが、まず理念をお伝えする際に大切なのが言語を定義することです。社内で行きかう共通言語の定義がぶれているとそれだけで働いている皆さんのベクトルが合わなくなります。
例えば、「お金が沢山ある」と言ったときに皆さんはどれだけのお金をイメージされるでしょうか?沢山のお金のイメージが1万円の方も、100万円の方も1億円の方もいらっしゃると思います。社内で共通の話をする際は100万円なら明確に100万円と定義して話をしなければいけません。
LFCでは経営理念の一つ一つの言葉を明確に定義していますが、まずは「感動創庫🄬」の定義をお伝えします。
感動創庫🄬とは
感動創庫®はLFCが作った造語ですが「®」マークが付いている通り、登録商標を取っています。
「倉(くら)」でなく「創(そう)」の字を使った「感動創庫®」はLFCでしか使う事が出来ません。
お客様に感動して頂けるような倉庫業でありたいという思いから
感動創庫®という名前をつけました。
ご来社されたお客様が、皆さんの元気な挨拶や、環境整備の行き届いた社内を見て、この会社なら取引しても問題ないと思って頂き、取引が始まる状態が「感動のショールーム」です。
会社全体がショールーム、皆さん一人一人が商品という意識を持ってお客様をお迎えし、日々の仕事をしてください。
環境整備5Sを通じて皆さんが気付く人になり「感動のショールーム化」を進め誰からも感動創庫®と言われるLFCを創りましょう。
と働いている皆さんにお伝えしています。
こういった造語は特にしっかりと定義づけしなければ、共通言語として浸透することはできません。ベクトルを合わせるためにも明確な定義づけをしていきます。
次に、大家族主義経営について説明させていただきます。
これはLFCのオリジナルではありませんが、感動経営コンサルタントの臥龍先生から教えていただき、人本主義の大切な一つの柱として感動創庫🄬LFCでも取り入れさせていただいています。
こういった外部から取り入れたものでも、社内で伝えるには明確な定義づけが必要になります。
大家族主義経営とは
大家族主義経営では社員は家族、会社は家庭と考えます。
一番大切な事は皆さんがまわりに居る方々と家族のように接する事、何か有った時に「もし家族だったらどうするか」という基準で判断が出来るようにする事です。
もし自分のお子さんや家族が困っていたら助けるのは当たり前です。
お子さんが間違った行動をしていたら、甘やかすのではなくしつけをすると思います。
また、子どもの成長を願うのも親の当たり前な気持ちだと思います。
会社で接する皆さんとも思いやりと感謝の気持ちを持ち
家族のような関係が出来るLFCにして行きましょう。
以上が経営方針書に書いてある内容ですが、社内研修でお伝えする際はさらに、愛のある関係を作ることが大切だとお伝えしています。経営の話をするときに「愛」と聞くと経営に愛は必要ないのではと拒絶感を示される方がいらっしゃいますが、「愛」はとても重要なポイントです。
愛と聞いて拒絶感を示される方はほとんどが、恋愛感情のような「好き」「嫌い」という感情のイメージをされる方が多いと思いますが、LFCでは「愛」とは相手に関心を持ち相手の望みをかなえること、と定義している通り愛は感情ではなく行為だと伝えています。
極端な話ですが、相手のことが嫌いでも行為として愛することができるという事です。例えば、働いている皆さんは人によって休みが少なくても給与が多い方がよい方と、給与は少なくてもよいので休みが多い方がよい方といらっしゃいます。
相手に関心を持つことで相手が本当に望んでいるものを明らかにし、その望みをかなえる行為が愛だと定義しています。ですので、私は自信をもって全社員を愛していると言い切っています。
ここまでが経営理念の一行目の説明になります。長くなりましたので続きは明日にしますが、こうして一つ一つの言葉の定義づけを明確にすることで、働いている皆さんに伝えたときもイメージがぶれず、皆さんが同じ思いを持つことができます。
こういった大切な言葉は、経営方針書にも記載されていて、毎日の読み合わせの中にも出てきます。経営方針書を何度も繰り返し読むことで働いている皆さんにも定義を理解していただいています。
まずは言葉を明確にすることからはじめましょう。
今日の一言
理念を伝えるときは一つ一つの言葉を明確に定義する
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