目線を上げる意識を持つ No.202

皆さま、いつも定期的に目線を上げる事を意識していますか?

目線を上げると言うとわかりにくいかもしれませんが、例えば毎日の仕事がルーチン化してくるとマンネリ化し、「まあこれくらいでいいか」という仕事をしている事はありませんか?

社内の仕事の多くは慣れるまでは大変ですが一度慣れてしまうとあまり意識しないでも出来るようになります。丁度車がスタート時には燃料を沢山使いますが、巡航速度に入るととても燃費が良くなるのと同じように、あまり労力をかけなくても仕事が進むようになります。

早く目的地につきたいという気持ちはあっても、周りを見ると同じスピードで走っている車ばかりなので気にならず、そのスピードで巡航している事が正しいと思ってしまいます。
しかし新東名高速道路のように片側3車線ある高速道路で考えると、それは一番左のレーンをのんびり走っているのかもしれません。

その隣の真ん中のレーンは、それよりも少し早い巡航速度で流れている事に気が付かず自分のレーンだけ見ていると何も変化がありませんが隣にはもう少し頑張っている人がいる事に気が付くと、自分も負荷をかけそのレーンに入ろうとする、この行動が目線を上げる事です。

真ん中のレーンに入り巡航していると落ち着きますが、よく見てみるとさらに右側にレーンがあり、時折自分たちよりも速いスピードで追い越していく車がある、そこに気が付くと目的地に着くためにはもう少し早いスピードで行く方法がある事に気が付きます。

そうやって目線を上げる事は定期的に行わなければマンネリ化の道を進みます。
経営者やリーダーの方は周りの方の目線を上げる事が仕事という意識を持ち自分だけでなく周りの方の目線も上げられる存在になっていきましょう。

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二代目社長の伴走者 井上 剛典
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