なんかまた会いたいと思う人は後味が違う No.279

あなたはまた会いたいと思われる人ですか?

昨日久しぶりにテレビを見ていると、アン・ハサウェイとロバート・デ・ニーロ主演の「マイ・インターン」が放送されていたので、後半からでしたが見ていました。

一度見た映画ですので内容も分かっていたのですが、映画終了後エンドロールも何もなくCMに入り、次の番組が始まりました。

「えっ終わった?」
「エンディングあんな風だっけ?」

思わず妻と顔を見合わせました。


今の番組構成はこれが普通なのでしょうが、なんかすっきりせずもやもやした気持ちでいました。

子どものころは淀川長治さんや水野春郎さんが感想を述べ、来週の予告があって初めて「映画が終わったな~」という気分になり、余韻に浸る余裕もありましたが、ラストシーンで終わりそのままCMだと余韻に浸れずいきなり終わり、感動も半減でした。

そこでふと思ったのが、人間関係でも同じことをしている人がいるなという事です。
私は人と会うことも多いのですが、その方と別れた後また会いたいなと思わせる方とそうでない方がいらっしゃいます
それがこの後味の残し方ではないかと思います。

その場は同じように盛り上がっても、また会いたいと思わせる方は必ず最後に印象に残る言葉や、相手のことを考えた一言を話したり、帰った後にお礼の手紙やメールが届きます。
基本はすべて相手のためにという気持ちだと思いますが、自分の事しか考えていないと中々これが出来ません。

印象に残る言葉が出せないという方もいらっしゃると思いますが、それほど難しく考える必要はなく、ただ心のこもったお礼が出来れば十分だと思います。

こうやって書いているのも、以前の自分が本当に失礼な人間で、自分の事しか考えず相手のための言葉がけや、しっかりとお礼もできなかったからです。
心の中に常に相手を中心に考えるという意識があれば自然とできるようになりますので、皆さんも後味を意識してまた会いたいと思われる人になりましょう。

今日の一言
自分の行動の後味を意識して人間関係を良くする

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二代目社長の伴走者 井上 剛典
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