アマゴ

天然と養殖 天然の方がおいしいとは限らないですね

この時期はアマゴが各河川で解禁になるので解禁日を狙っては沢へ入り天然のアマゴを探して釣っています。

本格的な渓流釣りは難しいイメージがありますが、解禁直後のアマゴを源流で釣る場合は腕よりも、ポイントを押さえる能力と体力が勝負になります。雪深い沢を3~4kmのぼり、釣り終わると下ってくるのですが、解禁直後でスレていないので、魚さえいればほぼ必ず食いつきます。

ただしこの時期のアマゴは餌が乏しく、痩せていてあまり身が無いので食べるには、野性味はありますが実はあまりおいしくありません。

で、先日息子を連れて放流日に川へ入り釣りをしたのですが、さすがに放流だけあって釣れる釣れる、1時間で20匹以上釣り大満足で帰りました。

その時は釣れるのは楽しいけど「どうせ養殖だしな~」と軽く考えていたのですが、家に帰ってまず腹を開くときに天然と違い身が厚いのに気が付きます。

そして腹を出すと胃袋に何も入ってなく、多分放流後釣れるように餌切りされてたんだな~などと考えながら腹を出していると、意外に腹が綺麗なのに気が付きました。

シンプルに塩焼きにしてみると、身もふっくらとして食べやすく、養殖だといってバカにしていたけど、この時期のアマゴは養殖の方がおいしい事に気が付きました。

釣る楽しみで言えば、圧倒的に天然ですが食べることを考えるとこの時期は養殖もありだと思います。

先入観とは怖いもので、養殖はまずい、天然がおいしいというイメージですが、意外にそうではない事があります。

その他の事でも先入観で失敗することもあると思いますので、あまり先入観にとらわれず日々しっかりと物事を判断する目を身につけたいですね。

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