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普段からどんな言葉を使うか意識するNo.445

先日会社へ出勤途中に凄い人を見ました。

キャリーケースを引いてゆっくりと歩きながら携帯で話をしているのですが、どうも愚痴っぽいというか何か文句を言っているような感じです。

「何か嫌な事があったのかな」などと思いながら追い越して私は会社について掃除を始めました。するとその方が、電話の相手に文句を言いながらだんだんこちらに近づいてくるのです。

私も気になって外掃除をしながら見ていると1分に10mくらいずつ進みながら会社に近づいてきます。私まであと100mくらいの所でますますヒートアップし声も聞こえるようになってきました。

あと50mくらいになってからは完全に怒りモードで大声で話ながら通り過ぎようとしているところで相手に電話を切られたのか、ぶつぶつと独り言で文句を言っていました。

そして怒りが収まらないのか、なんと電話をかけなおしてその続きを始めたのです。

怒りっぽい人だな~と思いながら、あんな人が会社にいるとさぞかし空気が悪いだろうなどと考えていました。

話はまだ続きがあり、私が昼ご飯を買いに行こうとするとその方が、仕事が終わったのか、朝とは反対に駅の方向に向かって歩いていました。

もうこっちはその人が気になっているので、何となく近寄って話を聞いてみると営業の電話なのですが、明らかに高圧的なしゃべり方をされていました。

商品の説明をしているのですが「なんでわからないんですか」というような説明をされていて、この方は一事が万事こういった思考の持ち主なのがすぐわかり、朝の状況も腑に落ちました。

多分この方は一日中怒っている方で、どんな相手に対しても高圧的に接し、自分の意見が通らないと怒るタイプの方だと思います。

誰でも普段から使う言葉が、その方の行動基準になるので、どんな言葉を使うかがとても重要です。

例えば、綺麗な言葉づかいでいる方は、行動もきれいになりますし、上品な言葉遣いの方は行動も上品になります。

言葉遣いが悪い方は気が付けば行動も言葉に沿ったものになってきます。口が悪いが性格が良いという方はいませんので、普段からどんな言葉を使うかを意識して行動していきましょう。

なくて七癖といいますが、意外と自分の言葉の癖は自分では見えないものです。

もし自分が普段どんな言葉を使っているかわからないという方は、家族にも聞いてみると良いと思いますが、その際は指摘しても絶対怒らないとご家族に約束してから聞くようにしてください。

自分の欠点を指摘されると、身近な方で有ればあるほど「イラッと」しますので!

今日の一言
自分がどんな言葉を使っているかを意識する

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二代目社長の伴走者 井上 剛典
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