「モラル」か「ルール」か No.439
いよいよコワーキングスペースディライトのHPも出来上がりに近づき、そのほかの準備も順調に進んでいます。
本オープンに向け着々と進んでいるのですが、最近頭を悩ませているのが「規約」です。
私の想いとしては出来るだけ細かな事は書かず、お客様の自主性に任せたいという思いがあります。しかし、このご時世ですので明文化されていないとお客様とのトラブルや、お客様同士のトラブルのもとになってしまいます。
ちなみに今も視察がてら、名古屋のコワーキングスペースで仕事をしています。ちなみにここでも「ご注意ください」という注意書きがなされていて、運営側からお客様に呼びかけられています。
どれも常識の範囲内の事なのですが、この常識というのが曲者で、人によって基準が全く違います。
このコワーキングスペースの注意書きにも「大きな声での会話」や「大きな声や長時間の通話」と書いてありました。では、何デシベルからが大きな声なのでしょうか?
また同じ声の大きさでも綾瀬はるかがしゃべっていれば誰も文句を言わないけど、ラッシャー木村がしゃべっていたら気になってしょうがないと思います。
長時間の通話も、JCでお世話になったO先輩のように一度話すと30分確定の方もいらっしゃれば、2分以上会話が続かない方もいると思います。
こういった常識の範囲が違うので、「規約」という形で決めておかないといけないのですが、どこまで書かなければいけないのかで悩みます。
「モラル」と「ルール」の違い
モラルとは辞書には「道徳。倫理。また、人生・社会に対する精神的態度」とあります。ですので、守らなくても罰則はありませんが、共通認識として守った方が良いとされているものです。
ルールとは規則、規制、慣例、しきたりなどを意味する英語とあり、こちらは守らなければいけない明文化されたものです。
私としてはルールは出来るだけ少なくお客様の主体性に任せたいと思っています。しかし上記に書いたように皆さんの基準が違うのである程度は作る必要があります。
私が思う40代の当たり前と、高校生の10代の当たり前も全く違うのでそのあたりも明文化しなければトラブルになってしまいます。
そんな事を考えながら、今週末には規約を完成させなければ間に合わないので制作中です。
まずは皆様が快適に利用できるよう規約を作り、将来的には利用される皆さんの良心で運営できるようなスペースにしていきたいと思います。
皆様のご利用お待ちいたしております。
今日の一言
「ルール」より「モラル」でまとまる場所を作る