今起きている出来事の意味を考える No.233

あなたは目の前に起きた事の意味を考えていますか?

「禍福は糾える縄の如し」とか「人間万事塞翁が馬」ということわざの通り目の前に起きる出来事が良い事か悪い事かはその場ではわからない事が多く、結果としてこうだったという事にあとで気が付場合がほとんどです。

大変な出来事だったと思っていた事が、後から振り返るとあの出来事のおかげで今の私があると言えるようになるという体験があり、同じ出来事をどう意味づけるかで、その時起きた事実という事象は同じでも自分の受け取る解釈は変えられるという事です。

ただしこれも人生をどう生きているかによって受け取り方が変わります。
いつも悲観的に生きている人は解釈も否定的になりがちで、何事も否定的に受け取っていると周りからは「すごいね」と言われるような出来事も、マイナスの解釈を与えてしまう事さえあります。

その場では良い意味付けを出来ない事も、後から振り返れば必ず良い意味付けを出来る時が来ます
また、その意味付けがその時の状況により変わる事もあるかもしれませんが、結果として良い意味付けが出来ていれば良いと思います。

例えば私も、昨年まで社長でしたが4月に会社を乗っ取られて今は顧問という立場で感動創庫®LFCに関わらせていただいています。これも一般的には大変な出来事と捉えらえがちですが、私はそのおかげで今株式会社井上感動マネジメントをスタートさせられることが出来たと見れば、プラスの意味付けが出来ています。

今目の前に大変だと思う事がある方も、その先の未来を考えるとこの出来事は必ず自分のためになるとか、この経験のおかげでよい未来が来ると置き換えらえると辛くなくなります。

逆に今成功していて、その成功による慢心から失敗に至る事もあるかもしれないと考えられれば、慢心せず進む事も出来るようになります。

全ては必然であり、世の中に起こるすべての事は必要な事という考え方に基づけば、どんな悪いと思う事も結果としてよいことになりますので、今目の前に起きている事の意味を普段から考え、普段から良い意味付けが出来るようにしていきたいですね。


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二代目社長の伴走者 井上 剛典
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