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スマイルアップの補償問題に名乗り出た経緯とその背景
『生き方』ってなに?!【006】
2024/10/20放送分
『NHKスペシャル』
ジャニー喜多川
“アイドル帝国”の実像-
と関わった開運氣功ヒーラーとしての生き方!
こんにちは、かんまにです。(^^)/
先回の話では、
中谷良の生まれ育った環境や初代ジャニーズが流行した時代背景、ジャニー喜多川氏の人間像や心理学的考察についてお話ししました。
良ちゃんは優しくて人を多いやる氣持ちが強かった分、繊細な心の持ち主で、まさしくアーティストだったのでしょう。
ですがその気質は昭和の時代を生きるには生き辛かったように思われます。
わたしが学生で上京した時、良ちゃんは40歳くらいでしたが、中学生くらいのピュアさもあり、幼いともとれる『子どものような一面』も持っていました。
その根本原因がジャニーズ時代に心の在り方(生き方)として築かれたように思われます。
別の見方をすると、良ちゃんにとって、ジャニーズ時代の栄華が心に焼き付き、心の成長がその場で足ふみしているような感じでもありました。
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心が幼くピュアだったために、孤独を背負ったまま汚名を着せられ、この世を旅だった良ちゃんの名誉を回復するために声を上げたのは娘の江麗でした。
・スマイルアップの補償問題
2023年9月7日
当時のジャニーズ事務所が会見を行い、ジャニー喜多川氏による性加害問題を認めました。
会見内では藤島ジュリー景子氏は社長を辞任し、東山紀之氏が新社長として就任、役員人事が入れ替わり、「史上最も愚かな事件」「法を超えた救済・補償が必要」ということを発表しました。
それをキッカケにして江麗さんは、「それなら良ちゃんも該当するはず!」と考えたようです。
しかし、悲しいことに戸籍上では良ちゃんとは無関係ですので、旧ジャニーズ事務所のために人生を棒に振ってしまった良ちゃんの名誉を取り戻すためにも名乗り出たい思いを、中谷良の姉である、わたしの母に話を持ってきました。
これが始まりだったのです。
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・補償問題への家族の反対
この時に母からわたしに、「インターネットで被害者としての申請をしてほしい」という連絡が入りました。
実を言いますと、わたしはこの時、大反対をしました。
その理由は2つあります。
★補償問題に反対した2つの理由
1.相手にされない
1つ目の理由はジャニーズ事務所に対する不信感です。
いくら謝罪会見を開いたからと言って、そんな大企業がすでに亡くなっている故人を相手に補償するとも思えなかったからです。
わたしは開運氣功ヒーラーという仕事を始めるにあたり、
・自分自身との向き合い方
・自分の思いや考えの伝え方
・目標や目的意識を持つことの重要性
・感情のコントロール法
・他者の気持ちの読み方
・相手の気持ちを鎮める方法
・国語力の強化
など
その他にも多くの技術を学び、かなりの時間とお金をかけて身につけました。
その力が身に付いたからこそ、この補償問題に名乗り上げることの大変さが直感的に感じ取れました。
それは母の力だけではスマイルアップに対して気持ちをまとめて思いを伝えることが不可能だと思ったからです。
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2.目的意識がハッキリしていない
もう1つの理由は補償の申請をする目的がハッキリしていなかったからです。
80歳を超えたおばあさんが、訴えるために被害内容をまとめ、何をどう謝罪してもらうのか?
補償をどんな形で請求するのか?
それがどれだけ大変なコトなのかを
何も考えずに名乗り上げ、訴えたとしてもテキトーにあしらわれて交通費を握らされて帰らされるのがオチだろうとわたしは感じていました。
実際母は、その当時良ちゃんの本の内容もそんなに詳しく読んでいたわけではなく、「江麗から連絡があったから。。。」といった、良ちゃんの被害の認識も薄く、そして、補償問題に名乗り上げることがどれだけ大変なのかも考えず、目的意識も落としどころも、ほとんど考えていませんでした。
一つだけ考えていたのは、
『良ちゃんはジャニーズとして活動していた当時、トップアイドルとして成功し、ジャニーズ事務所の基盤を築き上げたにも関わらず、給料や退職金などほとんどもらえていなかった。
だから、せめて娘の江麗に遺産としてお金をもらってあげたい。』
という思いだけは持っていたようでした。
ですが、その思いもどう伝えたらいいのかわかっていなかったので、わたしは『そんな大変なことに関わることは無い!』と考えて反対していました。
しかし母の気質は昔から『超お節介おばさん』で人の為なら、どんなに大変な事であっても平気で首を突っ込んでいくタイプですので、グイグイと話を進めていきます。
そんな中でスマイルアップの担当の方から電話が入りました。
それが問題となった補償本部長です。
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ここから数か月にわたって、おかしなやり取りに成っていくのですが、それは次回にお話しします。
【注意ポイント】
ここで一つ誤解の無いように付け加えておきたいことがあります。
NHKスペシャルの件で母とのやり取りが大炎上してしまいましたが、この本部長さん、言葉遣いや対応がまずかっただけで決して人間的に悪い人ではないということです。
ただ、補償問題の本部長の役職には不向きな方だっただけです。
その証拠として、この問題がすべて終わって、わたし達とのやり取りも済み、かなり時間が経った12月28日、突然元本部長から、『良さんの命日のお参りにご霊前まで行って手を合わせてきました。』と電話が入りました。
コチラからお願いしたわけでもないのに、高尾の霊園までわざわざ出向き、良ちゃんが眠っている一番上の慰霊の場所まで手を合わせに行って下さったようです。
いろいろなやり取りがありましたが、この辺りにこの本部長さんの人の良さを感じました。
最後までお読みいただきまして
ありがとうございました。
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