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世界写真紀行

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世界で撮った写真1枚を当時のプチエピソードと共に公開。
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#旅

世界写真紀行 vol.9(インド/ アーグラ)

インド北部ウッタル・プラデーシュ州に属する都市、アーグラ。世界遺産に登録されているタージマハールがある都市としてその名は広く知られている。多くの旅行者は、タージマハルを見るためにこの街に辿り着くと言っても過言ではない。 また、ムガル帝国時代の繁栄の象徴として、赤砂岩で築かれた「赤い城」の異名をもつアーグラ城塞も忘れてはないらない。まさに、文化・遺産の街である。 私も、タージマハルを一眼見ようとこの街を訪れた。 タージマハル見学を終え、安宿に戻り一休みしている時だった。

世界写真紀行 vol.8(オーストラリア/ サンシャインコースト)

オーストラリア東部、クイーンズランド州、 サウス・イースト・クイーンズランド地区にある海岸沿いの地域。美しいビーチを始めとする豊かな観光資源は来る人に癒しを与える最高のスポット。 私にとってここは人生で初めて訪れた"海外"。13年前に遡るが高校2年生の夏に学校の修学旅行として参加した。海外も初めてなのに、ましてやホームステイなんぞ未知の世界。期待よりも不安が多かった。 ホスト先は当時、60歳くらいのおじちゃんMaxと息子のAndrewの二人だけだった。ホームステイと聞くと

世界写真紀行 vol.5(ケニア/ バリンゴ)

ケニア西部リフトバレー州内に位置するバリンゴカウンティ(カウンティは日本でいう県に当たる)。およそ66万人が暮らすこの場所は、ケニア第二代大統領ダニエル・アラップ・モイがの出生地としても知られる。 また、コフラミンゴの世界最大の個体群の棲息地の一つであるボゴリア湖がある事で知られ、一面に広がるフラミンゴの大群を観に来る観光客も少ない。 実際にボゴリア湖を訪れたのは3年前。湖の周辺にはツアーでチャーターされたハイエースやランドクルーザーが並んでいた。ツアー参加者のほとんどは