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世界写真紀行

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世界で撮った写真1枚を当時のプチエピソードと共に公開。
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#アフリカ

世界写真紀行 vol.12(ケニア/ アンボセリ国立公園)

ケニアの首都ナイロビから凡そ4時間ほど車を南に走らせたところにあるアンボセリ国立公園。タンザニアの国境近くのここは所謂サファリだ。 ケニアには数多くのサファリが存在していて、場所によって生息する動植物が異なる。ゲームドライブと言われるハイエースやランドクルーザーに乗りながらひたすた動物を観察することこそサファリの醍醐味。 アンボセリ国立公園には、ライオンやチーターなどのネコ科、ハイエナやカバ、象などの多種多様の動物が生息している。 しかし、特別なのはそれだけじゃない。

世界写真紀行 vol.5(ケニア/ バリンゴ)

ケニア西部リフトバレー州内に位置するバリンゴカウンティ(カウンティは日本でいう県に当たる)。およそ66万人が暮らすこの場所は、ケニア第二代大統領ダニエル・アラップ・モイがの出生地としても知られる。 また、コフラミンゴの世界最大の個体群の棲息地の一つであるボゴリア湖がある事で知られ、一面に広がるフラミンゴの大群を観に来る観光客も少ない。 実際にボゴリア湖を訪れたのは3年前。湖の周辺にはツアーでチャーターされたハイエースやランドクルーザーが並んでいた。ツアー参加者のほとんどは

世界写真紀行 vol.1(ケニア/ トゥルカナ)

ケニア北西部の広大な砂漠地帯でウガンダ、南スーダン、エチオピアの国境に接するトゥルカナ。その地理・地形上、慢性的な水不足の問題に直面している地域の一つである。そんな、トゥルカナ地方からの一枚を。 トゥルカナの中心的町、Lodwarの食堂で食事をしてると、カラフルな首飾りをしている女性たちが。 トゥルカナ族はカラフルな装飾品を身に纏う習慣があり、ケニアに住む民族の中でも最もファッショナブルなことで有名らしい。場所によっては部族間抗争が今でも発生している地域で、観光で行くよう