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世界写真紀行

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世界で撮った写真1枚を当時のプチエピソードと共に公開。
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#海外旅行記

世界写真紀行 vol.9(インド/ アーグラ)

インド北部ウッタル・プラデーシュ州に属する都市、アーグラ。世界遺産に登録されているタージマハールがある都市としてその名は広く知られている。多くの旅行者は、タージマハルを見るためにこの街に辿り着くと言っても過言ではない。 また、ムガル帝国時代の繁栄の象徴として、赤砂岩で築かれた「赤い城」の異名をもつアーグラ城塞も忘れてはないらない。まさに、文化・遺産の街である。 私も、タージマハルを一眼見ようとこの街を訪れた。 タージマハル見学を終え、安宿に戻り一休みしている時だった。

世界写真紀行 vol.8(オーストラリア/ サンシャインコースト)

オーストラリア東部、クイーンズランド州、 サウス・イースト・クイーンズランド地区にある海岸沿いの地域。美しいビーチを始めとする豊かな観光資源は来る人に癒しを与える最高のスポット。 私にとってここは人生で初めて訪れた"海外"。13年前に遡るが高校2年生の夏に学校の修学旅行として参加した。海外も初めてなのに、ましてやホームステイなんぞ未知の世界。期待よりも不安が多かった。 ホスト先は当時、60歳くらいのおじちゃんMaxと息子のAndrewの二人だけだった。ホームステイと聞くと

世界写真紀行 vol.7(マカオ/ マカオ半島)

南シナ海に面し、半島部と、タイパ島とコロアネ島の間を埋め立ててつなげた島からなる中華人民共和国マカオ特別行政区(通称: マカオ)は、カジノが多数あることで知られ、"東洋のラスベガス"とも称される観光都市。 1999年までポルトガルの領土であったこともあり、独特な東西文化の同化と共存を窺い知ることができ、マカオ歴史地区は世界遺産にも登録されている。 学生時代から沢木耕太郎著"深夜特急"の旅行観に魅せられ、旅行する際は登場してくるスポットを巡ることも多々あった。 初めてマカ

世界写真紀行 vol.6(タイ/ バンコク)

かつて東洋のベニスと称された東南アジアの雄でタイの首都、バンコク。伝統と先端トレンドを絶妙なバランスで守り続けながら、世界各国の人々から愛されているのは言うまでもない話。バンコクは外国語での名称で、タイの人々はこの様に言う。 "クルンテープ" (=天使の住む都) かつてこの天使の住む都に留学をしていたのだが、私の全てはここから始まったといっても過言ではないくらい濃厚な時間を過ごさせてもらった。 留学時代、大学から徒歩15分圏内の学生が多く住むアパートに住んでいた。ワンル