賢い判断は、期待できるでしょうか。
高校生3年生を始めとし、この国の若い子たちは将来の夢を持って、目の前のそれぞれの課題に一生懸命取り組んでます。
しかし、そんな若い子たちにとっての社会環境であるこの国は、今とても揺らいでるんですね。
実際、親北派の文政権に対して、このままだと北朝鮮の金正恩主導の「南北統一」になってしまうことに気づいた国民たちが、大統領官邸である青瓦台の前で、連日泊まり込みのデモをしているようです。
それも金正恩主導の南北統一になってしまうと「宗教の自由」が認められない、もしくは生命の危険も伴うのでは?!と感じた、キリスト教会の牧師さんを中心にキリスト教徒さんたちや、僧侶や仏教徒さんたちが一生懸命抵抗しているのです。
また、閉鎖された北朝鮮の社会システムの恐ろしさを感じ、子どもたちの将来を憂う母親たちと、今回のチョグク問題を通して貧富の差や不平等さに気づいた社会主義者たちも、その抵抗運動に参加しているようです。
そして世界枠で見た時、米中経済戦争の真っ只中で韓国が、A中国とBアメリカのどちらを選択するかで、この国の未来が決まってしまうんですね。
A、中国
中国の夢「一帯一路」などの大中華思想の元の、小中華思想である朝鮮王朝時代へ、金正恩主導の悲願の民族統一を果たす。=このまま(文政権)の流れ
B、アメリカ
朝鮮戦争以降、対共産主義陣営の防衛ラインである38度線を維持して、自由民主主義・資本主義社会の一員として日本と協力し、その役割を果たす。=現、反対勢力の流れ
実はこの選択が、今、迫られているのです。
それは11月23日午前0時に失効するGSOMIA(日韓軍事情報包括保護協定)で、決定するんですね。
なので、こちらの文政権反対勢力の保守派も、なんとかGSOMIAを維持しろと、連日YouTubeなどで配信しているんですよ。
同時に、この問題は「アメリカ」が動き出してますね。
日本はこのまま、韓国がAとBのどちらを選択するかを見て・・・
その後の動きを、しっかり考えていけばいいと思います。
ただ日本にとっては防衛ラインが朝鮮半島の38度線から、対馬まで下りて来ることになるので、大変厄介なことになりますね。
韓国の賢い判断を、期待したいところです。
最後まで読んで下さって、ありがとうございました。