息子と昆虫~♡
上の娘と9歳離れて、息子ができた時「ふふふっ、男の子の遊びが一緒にできるぞ~!」と、喜んだ単純な母親でした。
家の中では、レゴでお城や船を夜中までハマって一人で創ったり、外では三輪車の指導の前に小さな車に跨ってみたり、当時テレビでやっていたゴレンジャー(?)ごっこをしたり、そのゴレンジャーが市民センターに来るというので一緒にショーを観に行ったり・・・
何よりも、昆虫などの生き物を観察したり、育てたりもしました!
①おたまじゃくしからカエルへ
春、近くの山の池からカエルの卵を捕ってきて、おたまじゃくしから育てました。まず後ろ足が出てきて、前足が出てきて、しっぽが小さくなって、本当にカエルになったのです!それまでは、ご飯粒などの残り物をあげていたのですが、カエルになってからはなんと~虫取り網を持って、ごみ置き場の「ハエ」を捕まえ餌としてあげました。(これが大変で山に戻しました 泣)
②かまきりとトンボ
始めは小さな虫取り網から、どんどん大きなものになって、最後は2・3本あったと思います(笑)。ある時大きなかまきりを捕まえて、虫かごに入れておきました。その後、トンボも何匹か捕ったのですが、虫かごが一つしかなかったので、仲良く一緒に入れたのです。・・・が、申し訳ないことにトンボは、かまきりの餌になってしまいました(泣)
また私が小さい時、トンボのお尻に糸を結んで空に飛ばしていたこと思い出し、トンボさんに糸を結んだのはよかったのですが・・・思わずきつく結びすぎて、お尻がブチッ切れてしまいました(泣)
トンボさんには、いろいろと申し訳ないことをしたと反省しております。
③カブトムシ幼虫から成虫へ、ご結婚と2世まで?!
こちらでは小学校の理科の授業で、カブトムシの幼虫を育てます。あの白い芋虫系はちょっと苦手ですが、娘は「プリティーだよ♪」と言いながら弟くんの時も一緒に育ててくれました。芋虫くんは遂に成虫になり、お隣さんの雌のカブトムシをもらって、ご結婚まで至ったのですが・・・卵を生んでも、孵すことはできませんでした。残念!!
④セミの独唱&合唱
毎年夏になるとセミを捕ってベランダで放し飼いをし、一曲披露してくれたら外に放してあげたのです。何匹か捕って、一気に放し飼いをしたこともありました。大変賑やかな大合唱にもなりましたし、おしっこをひっかけられることもありました(笑)
また絵本を買ってセミの構造を見せながら、セミが羽を擦りながら鳴いていることまで、息子に一生懸命教えたものです。
その他、クモの巣の巣作りの順序が気になって、息子は先に行ってしまっても一人でじっくり見ていたり・・
私にとって、下の子を育てる時はちょうど時間の余裕もあり、年も40才を過ぎていたので、子どもと一緒になって楽しく観察させてもらいました!!
しかし、この母親にとっては、よかったのですが・・・
最大の問題は、なんと・・・
これらの全てを通して、息子は「昆虫嫌い」になっていたということです!
アッチャ~~~!!!それは、ヤバいっしょ~~!!!
今では息子は、特に大のセミ嫌い・・・
セミが鳴いている木があれば、その木を避けて通り・・・
ご丁寧にセミの殻まで嫌いで、道にあると避けて通るという・・・
息子の人生には、大変申し訳ないことをしてしまったようです(泣)
アホな母親の話でしたm(__)m とほほ・・・