ある韓国のおじさん!
先日仕事の関係で、ある韓国のおじさんに会った。
話してみると、この方は北朝鮮との不動産関係の仕事をしている社長さんで、今でも月一回は北朝鮮の首都平壌(ピョンヤン)に行くという。
実は、以前の大統領の時は経営が難しく会社を辞めようと思っていたが、文大統領になってから経営がうまくいっているという。
まぁ~そうだろうねぇ。
確かにこの国の人たちからすると、国の方針によって個人の経済活動も、180度変わっちゃうだろうねぇ。
そのおじさんと話している中で、私が日本人だとわかると、会話が急に弾んできた。
「日本のどこ出身なの?」
「はい、東京です。(説明が長くなるので、こう言ってます。)」
「へぇ~~!良いところだよね、東京は!!私も何度か日本に行ったことがあって、東京には『お父さん』と呼んで親しくさせてもらった人がいるんだよ。今は、なかなか行けないけど・・・。
そのお父さんにね、不動産のコツを教えて下さいって言ったら『大きなものより、小さいのを何個か持っていたらいい。』っていっていたのが、忘れられなくてねぇ。その言葉は、本当にありがたかったんだ~!」
「あぁ~そうですか。」
「そして東京は、やっぱりすごい所だよね。あそこは地方とは全く違う!東京で生活している人達って、他の地域の人たちより車のレベルも違うでしょう?他の地域は小さい車だらけだけど、東京は外車や大きい車ばかりだ!」
「はぁ~そうですかねぇ?!」
(いや~~確かに地方は、軽自動車が動きやすいということで多いけど・・・まぁねぇ~?!)
「(目をキラキラさせながら・・)それと東京は、人の背の高さも違う!!!地方よりも、きっと5センチは高いね!!!」
「へっ?背の高さですか~?」
「そうだよ!体格も違うし、カッコいい人も多かったよ!!」
(おじさ~ん、ちょっとまってよ~!!もしかして、日本民族と東京民族がいると思ってない??? でも、ヤバいな~~!ここまで、目キラキラして言われちゃ~~合わせてあげるしかないか。それだけ東京が気に入ってくれたということだから、まっ、いいか~?!)
「まぁ~、そう見えるかもしれませんねぇ・・・。」
「あなたは、東京から来たんだねぇ。そっか~~会えて嬉しいよ!!」
「あぁ~こちらこそ、お会いできて嬉しいです!」(←って言うしかないし)
別れてからおじさんは、とっても軽い足取りで、帰って行かれました・・。
いや~いや~この国の、この純粋さが、たまりません~~(笑)
拙い文章を読んで頂いて、ありがとうございました。 できればいつか、各国・各地域の地理を中心とした歴史をわかりやすく「絵本」に表現したい!と思ってます。皆さんのご支援は、絵本のステキな1ページとなるでしょう。ありがとうございます♡