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太い人生?!

今日は風が強い一日だった。

家の前のいちょうの木も、若い葉っぱが揺れるレベルではなく、木そのものが右に左にしなるように大きく揺れていた。

そういえば、この木だって、いろいろな試練を受けているもんなんだなと、ふと思った。

よく考えてみると「一本の木の一生」は、実は季節ごとにいろいろな試練を受けていた。例えば・・・

「春」のやっと芽吹く頃の、雪などの残寒。(お~~~、寒っ!)

「夏」の炎天下続きの、ちょー垂直的な直射日光。(みっ、みっ、水くれ・・)

「秋」の根っこまで引き抜きそうな、台風。(きゃ~~飛んでいきそう~!)

「冬」の凍り付きそうな極寒と、重い雪。(おっ、おっ、折れるわ・・)


そっか、これを毎年こなしているんだな、世の中の木々たちは・・・。

以前こちらの義理のお兄さんが、シイタケを原木栽培する時に「原木をたまに、叩いてあげないといけないんだ。」と言っていたのを思い出した。そうするとシイタケ菌が刺激を受けて、元気なシイタケができるという。

直接的な試練がない人工の栽培であれば、わざわざ叩くなどの刺激を与えなければならないというから、面白い。

なるほどね~!!

たくましくて立派な「いちょうの木」になるために、今日の強風ぐらいはなんでもない準備運動レベルだということだ。

こうして木々などの自然たちは、いろいろな逆境さえもしなやかに受け止めているんだから、私も世の中の木々のようにすべてをしなやかに受け止めて、今後じっくりと太い人生を味わいたいものだな~と思った。

私は最近、ちょっとシイタケ菌的なので・・・というか、刺激を刺激として感じなくなってしまっているかも?!

おっと、それだと「ズ太い」人生になってしまいますね・・・(笑)


拙い文章を読んで頂いて、ありがとうございました。 できればいつか、各国・各地域の地理を中心とした歴史をわかりやすく「絵本」に表現したい!と思ってます。皆さんのご支援は、絵本のステキな1ページとなるでしょう。ありがとうございます♡