イギリス・ドイツ・オランダ・トルコって言っても、通じないの?!
この国は、サッカーが好きだ。
この時期になると、ほぼどこの家庭でもお茶の間観戦する。
またあの独特な状態になるんだなぁ~と、微笑ましくなるのだが、その独特な状態とは・・・
韓国が出場する時間には、まず道路が空いて、各家からはゴールごとに歓声が上がる。もしもその競技が夜中なら、寝ていてもマンション中に歓声が上がるので、その声のトーンによって、だいたいの勝敗が予想できる。
近所がほぼみんな大騒ぎになるので、近所迷惑にはならない。楽しい国だ♪
同時にこの時期になると、いつも思い出すことがある。
日本で常識的に使っていた国名が、一部違うことだ。
「オランダ」=Nederland(ネーデルラント)
「トルコ」=Turkey(ターキー)
「イギリス」=英国 영국(ヨングク)
「ドイツ」=独逸 독일(トギル)
この4か国の国名は、実はなんと「日本が独特」だという!!
上記二つは、右側が英語表記の通称の国名。日本名の「オランダ」「トルコ」という名称は語源がポルトガル語で、日本以外でこの国名を使ったとしても通じない。「ネーデルラント」「ターキー」なのだ。
下記二つは漢字をハングル表記にしたもので、通称「ドイツ」はGermany(ジャーマニー)、「イギリス」は United Kingdom やBritainとか England(イングランド)など、ちとややっこしい。
結局、日本名の「イギリス」はやはり語源がポルトガル語で、「ドイツ」はドイツ語が語源だという。
だからいくら海外で「ドイ~ツ」とか「イギ~リス」とか言っても、通じない。「ジャーマニー」「イングランド」なのだ。
日本のお外に出ると、日本内では常識だったことが、世界においては常識ではないことなどがあり、またその逆のパターンもある。
始めは戸惑うこともあるが、これはこれとしてその違いを楽しむことが、海外生活のコツである。
もしかしたらこれは、海外だけではなく、国内でも、また個人においてもいえることなのかも知れない。
各地域、各個人の生活環境の中の「認識」の違いに対して、抵抗するのではなく、逆にその違いを楽しむことができたら、こんなお得なことはないだろう~♪
だから今回も、夜中のワールドカップの試合で、町全体がゴールの歓声で盛り上がったとしても、一緒に喜んでしまおう~と思う(笑)!
この国の、こんな所が、大好きだから~♪♪♪