やっぱり、お騒がせしております。
今週始めから帰国し、現在はもうこちらに戻ってきてしまいました。不思議なことに、素敵な時間はあっという間に過ぎてしまいますよね。また近々戻りますので、その時はゆっくりと訪れたいと思ってます。
そんな中、あれだけ大騒ぎしていたGSOMIA問題を、残り数時間という段階で、文さんが破棄を延期するということになったようですね。
まずは、ひと安心です。ふぅ~!
実際今回「破棄」を決定するのであれば、個人的にも帰国を考えないといけないかなと思っていたので・・・今後は、様子見というところですね。
こちらの保守系も、一旦安堵しつつ、分析したところを聞いてみると・・
①GSOMIAを軽視した文政権
②アメリカの圧力が韓国ではなく、日本へ集中するだろうと思い込んでいた
③いつものように日本が折れて、経済など今まで通り有利な状態へ(こちらでは、経済制裁緩和という言葉を使ってますが)誘導できると思い込んでいた
④10月から続く市民たちの大型デモの状況の中、来年4月に行われる選挙を見据えての判断
まぁ~やっぱり、賢い外交には、なってないようです。
ただ今回のことを通して、日本が変わらない姿勢を表すことができて、よかったと思いますよ。
でも、文さんは「日本が譲歩したから、こうなった」と言ってますけどね。どこまでいっても「嘘つき」だと、保守派の方が批判しておりました・・
そういえばこの本の冒頭でも、以前の記事でもお話したように「嘘をつく個人、嘘をつく社会、嘘をつく国家」と、ありましたもんね。(☜直訳による)
また一部、今回のGSOMIA延期の背景には、11月17日にバンコクであった中韓国防相会議における「中韓軍事提携」までの、時間稼ぎではないかという見解もあるようです。
①北朝鮮からも飽きられている文政権 (金正恩主導の南北統一の夢が・・・)
②「長いものに巻かれろ」的韓国としては、アメリカ・日本よりも、中国に傾向している
やっぱり、揺れますね・・・
地政学的に、しょうがないのでしょうか・・
まるで、李氏朝鮮時代末期における高宗・明成皇后(閔妃)・興宣大院君の主権争いの中、清(中国)・ロシア・日本を巻き込んでいた時と、構造が似てますよねぇ?!(日清戦争・日露戦争も、こうして始まった・・)
明日は用事があって、一日ソウルに行ってきます。
時間があったら、青瓦台の前を見学して来ようかな~?!