人物往来、こんな人が生きていた 伝記を読まないあなたへ
「神戸学検定」やクイズなんてものは、知らないことを知る楽しみがある。
noteやyoutubeで無名人のインタビューが最近よく出てくる。有名人でも、知っていそうで知らないことがある。知られていない一面もある。そこを中心にしたインタビューがある。
人が一番興味があるのが人。いやいや、コンピュータの方がいい。機械の方が安心する。人間関係はわずらわしい、という人もいるが、機械を作っているのは人間。機械が壊れたら人間に修理してもらわなければならない。
人間が生きていくには、人間の中にいなければならない。
他人の人生を知る、他人の生き方を知ることはおもしろい。
昔は「偉人伝」なんてものがあった。知らない人のことを知るのだ。有名人の伝記を読んだ。エジソンや宮沢賢治は伝記では定番の話。勉強ができなかったエジソンや、人のために生きた賢治。
やけどにより指がくっついたままになっており、「てんぼう」と呼ばれた野口英世の話なんかおもしろかった。指の手術をしてもらったことで、医者になる決意をする。
大人になってからはスケベだった伊藤博文の少年時代もおもしろい。農民の息子から総理大臣にまでなっている(兵庫県知事もやっている)。そんな伝記を「物語」として読んでいた。本自体も物語として作られている伝記が多い。
今でもいろんな伝記がある。手塚治虫やアンパンマンのやなせたかし(「手のひらを太陽に」の作詞者でもある詩人ということを知っているだろうか)というマンガ家、金子みすゞなどの詩人の伝記もある。大人向けではスティーブ・ジョブズなんか読まれていた。芸人の伝記(と言っていいのかなあ?)もある。
読んでみると、けっこうおもしろい。学生時代が遠い昔になった人も、読書感想文の課題図書のつもりで読んでみたらどうだろう。実際に感想文を書く必要はないのだから。
知られているようで知られていない、私の好きな人たちを紹介していきたい。とは言うものの、人の一生は複雑だ。私のnoteは基本的にA4用紙1枚にまとめているので、それだけでは中身がまとまらない。なかなか企画が進まない。
noteと同じように、じっくり伝記を読み、人を見て、その人の人生を見ていこうと思う。